2013-01-01から1年間の記事一覧

大福とゾウ。

リカオちゃんの病院に行ってきました。リカオちゃんの病院、と言うとあたかもリカオちゃんが経営している病院の如く思われるかもしれませんので、訂正します。リカオちゃんが入院している病院です。しかし、リカオちゃんはめずらしい病気なので教授回診の時…

「ハンナ・アーレント」

哲学しているご婦人が、アイヒマン裁判の傍聴レポートを発表したことで哲学していない人々や哲学している人々とケンカするお話しでした。アイヒマンはナチスの役人の中の一人だけど、世界中の人々はアイヒマン自体が「ナチス」という目で見ている、ガリガリ…

ワンドリンク。

行きたい催し物がライブハウスで行われると知ると若干躊躇することがあります。だいたいそういう薄暗い雰囲気重視的な建造物ではワンドリンク制になっているからです。ワンドリンクはだいたい500円ぐらいだと思うのですが、チケット代と別に現地で支払うとい…

「貧しき人々」

貧しき人々 (岩波文庫)作者: ドストイェフスキイ,原久一郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1960/01/01メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る貧乏の人々が、貧乏が諸悪の根源だ!きっと神様がお助け下さる!と手紙のやりとりで傷を舐め合って終…

パーティー。

みなさんはパジャマパーティーをなすったことがありますでしょうか。わたくしはありません。そもそもどのようなことをするパーティーなのか分かっていません。調べてみました。 女の子たちが友だちの家に泊まり込み、パジャマ姿でうわさ話や遊びに興じるパー…

にく。

このコンクリートジャングル東京で労働するようになって10年以上が経ちました。社会人になってからわたくしは気付きました。世の中の人々はすぐ肉を食いたがる、と。何かっちゅうと焼肉に行こうとします。これはどういうことなのでしょうか。お手軽なのでし…

もち。

今年の年末年始は実家に帰ることにしました。もう何年振りかです。何年振りか正確な年数は忘れました。そして年末は母と餅をつくことになっています。実際に餅をつくのは餅つき機なので、わたくしと母は餅をちぎって丸める作業をします。みなさんは餅をつい…

ミキコフお見舞いへゆく。

入院して約2ヶ月。リア友リカオちゃんのお見舞いに行った。駅からすぐだったから、「楽勝だったなぁ。ちょっと早く着いてしまった。」と思ったがそうでもなかった。それはそれは広大な敷地の病院だった。「なんだべ!まるで町みてでねが!」と田舎者丸出して…

クララ。

写経ぱみゅぱみゅを修了しました。写経ぱみゅぱみゅと言っていますがただの書道です。しかしただの書道でしたが、ある意味わたくしのこころの支えになっていましたから、経済的にも時間的にもちょっと無理して良かったと思います。経済的にはだいぶ背伸びし…

ロボとしていきる。

職場の女性陣がお昼に「カワイ〜!」「わ〜、カワい過ぎ〜!」と盛り上がっていました。わたくしは少し離れた席で食事をしていたのですが、全く興味がなかったのでその話題には入りませんでした。しばらくして母Lさんに、「もう歯磨き行ったの?いつ行った…

先輩。

少し遅い時間に渋谷から電車に乗りました。飲み会帰りらしき若い女性2人が、座っているわたくしの前に立ちました。どうやらがっちり体型の女性(以下、新弟子先輩)が会社の先輩で、茶髪で巻き髪の女性(巻き子さん)の愚痴を聞いてあげていました。巻き子さ…

真剣とおふざけのあいだ。

素Lさんが、「失踪者捜索のサイトを見つけたんだけど、これって真剣なのかしら?ふざけてるのかしら?」と言ってきました。そもそもなんでそんなサイト見てるのよ、と思いましたが彼女が示したURLをクリックしました。わりとふくよかな女性の写真が載ってい…

「原発と権力」

原発と権力: 戦後から辿る支配者の系譜 (ちくま新書)作者: 山岡淳一郎出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2011/09/05メディア: 新書購入: 1人 クリック: 34回この商品を含むブログ (13件) を見るこの手の書籍を読むと、とてもこころが疲れます。生きることに…

鼻(嗅覚をつかさどる感覚器)

鼻がポンコツなのでにおいが気になります。自分が発生源なのに自分だけにおわないというおそろしいことが世の中には起こりうるので、なんといってもその現象は避けたいものです。人間は人々の中で暮らすことしかできない生き物なので、たいへん気を付けたい…

社員証。

社員証というのがございます。会社勤めする者は必ず持たされると思うのですが、最近ではセキュリティーの関係で、その社員証がICカードとなっており、ビルへの入館だけでなくPCやコピー機に至るまで、それが無ければ機能しないシステムになっています。各社…

「遊戯の終わり」

遊戯の終わり (岩波文庫)作者: コルタサル,木村榮一出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2012/06/16メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 30回この商品を含むブログ (23件) を見るサンショウウオが気になるわ〜、と毎日サンショウウオを見ていたら意識がサンショ…

「陸軍登戸研究所」

ランチの時、職場のOLさんに「週末何してた?」と聞かれました。「莫大な金と素晴らしい技術をドブに捨てた陸軍機関のドキュメンタリー映画を観てきました。」と答えるのがはばかられましたので、「特になにもせずのんびり過ごしました!」と答え事なきを得…

ほくろ。

おかはんがホクロを取れと言ってきました。ミキコフは胸部にデカいホクロがあるのですが、癌になる可能性があるから取れと言っているのです。他人に見せるわけではないので別にいいのですが、とてもダサいので常々取れるなら取りたいと思っておりましたから…

「悪霊〜下女の恋」

朝夕で秋の気配を感じてきました。ホッとしました。このままずっと暑いんじゃないだろうか、年がら年中汗ばんでいなければならないのではないかと不安な気持ちで日々過ごしていました。はやく寒さが来ないものかと願っていますが、北国の人々が聞いたら激昂…

オロCと寒天。

どうして田舎の納屋や冷蔵庫にはオロナミンCがあるのでしょうか。いつ行ってもオロナミンCと、よくわからない砂糖をまぶした寒天のようなお菓子が常備してあります。行くと必ず伯母がオロナミンCと寒天のようなものを出してきて、「ホラ、お前だジュース…

サブカルおかあさん。

ネットで「サブカルお母さん」の記事が話題になっていましたので楽しく読ませていただきました。わたくしのようなサブカルではない人間でも、ああ、そんな文化あったわね、なつかしいわね、という気持ちになりました。ありがとうございました。サブカルお母…

「熱波」

ナイーブのリカオちゃんが「一人で観に行くのドキドキしちゃう。」と言うので、モノクロの大人の映画を一緒に観てきました。孤独なキチガイばあさんに振り回されるそのメイドと隣人の慈善活動家のおばはんを描いた、まったく静かな一部と、ナレーションと音…

「美しい夏」

美しい夏 (岩波文庫)作者: パヴェーゼ,Pavese,河島英昭出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2006/10/17メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 43回この商品を含むブログ (30件) を見るわたくしには瑞々しさが足りない。そう思い読んでみました。少女と女の間を行…

「ワインズバーグ・オハイオ」

ワインズバーグ・オハイオ (講談社文芸文庫)作者: シャーウッド・アンダソン,小島信夫,浜本武雄出版社/メーカー: 講談社発売日: 1997/06/10メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 34回この商品を含むブログ (18件) を見るネタバレ許すまじの人には甚だ申し訳あ…

酒とわたし。

世の中はビアガーデンだ、暑気払いだとアルコールひゃっほいの季節のようです。人間にはアルコールを飲む人とそうでない人がいます。わたくしはそうでない人です。アルコールが体に合わないので飲めないのですし、飲みたいと全く思わないので飲みません。「…

「3D兄弟の夏」

夏なのでとても暑いです。暑い時は寒いと思えとはなんと無茶な事を言うたものでしょうか。乃木将軍の神経を疑います。わたくしを夏から解放してください冬将軍様。そんなことばかり考えて暮らしております。夏には何もしたくありません。人々は何をなさるの…

一体感。

まずはまったく白紙の状態で来てくれたリカオちゃんに御礼申し上げたい。そんな気持ちです。彼女を誘ってヘンテコなイベントに行ってきました。音楽の人々のお歌に合わせて、観客であるわたくしたちはしゅうまいダンスを踊らされました。踊ると言っても腕を…

「ヒロシマナガサキ」「ひろしま石内都 残されたものたち」

2本続けて観ました。職場でこのようなドキュメンタリー映画をみたというと、「えー!意識高いね〜、すごいね〜。」と言われますからあまり話さないようにしています。しかしわたくしは、幼少期からこの手の書籍を読んだり、TV番組などをよく見ていたので意識…

コーラ。

「なんか胃腸炎にはコーラがいいって聞いたからさぁ。」カワさん(30代OL)がコーラのペットボトルを見せながらそう言ってきました。「ホラ、10円玉入れとくときれいになるじゃん。なんか滅菌作用がある、という噂。あくまで噂だけどさ。試す価値あるかなー…

「クロワッサンで朝食を」

映画の上映まで少し時間があったので、銀座の町を逍遥としました。高級ブランド店の立ち並ぶ通りを歩いておりますと、なんだか自分がハイソなマダムになったような気分になりましたから、まったく人間とは単純な生物であると実感いたしました。実際には、そ…