2013-01-01から1年間の記事一覧

眼鏡。

「眼鏡を外すと美人」というはなしをよく耳にしますが、美しい人は眼鏡をしても美しいと思います。つまり、眼鏡をして美しくない人は、眼鏡を外しても美しくはないということが言えます。この幻想は一体全体どこから発生したのでしょうか。だれの夢物語なの…

「思想のアンソロジー」「田紳有楽」

思想のアンソロジー作者: 吉本隆明出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/01メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (12件) を見る吉本隆明さんの著書を読んだらなんか賢くなるような気分になるので読みました。わたくしは賢くなりたい。幼少…

「きっと、うまくいく」

「最後のお願いに参りました!」と、候補者たちが声を嗄らして訴えていました。新宿の町はいろんな意味で暑うございました。わたくしは野暮用でその暑くて微妙に臭い町を歩き、ふと思い立って映画館に入りました。東京は、ふと思い立って映画館に入ることが…

お選挙。

今日は全然面白くない事を書きます。こんな書き出しだと、まるで日頃面白い事を書いているかのように勘違いされる方もおられるやもしれませんので訂正します。今日はいつもに増して面白くない事を書きます。すみません。 お選挙がきますね。皆さんは選挙権を…

方言。

先日、京都で勉学に励んでいるしゃく子さんから「クラスに山口県出身の人がおり、その人が山口弁でしゃべる。」という情報を得まして、わたくしは方言について考えました。新たに暮らし始めた土地で方言をしゃべる、とはどういうことだろうか、と。わたくし…

「みずとつち」

6周年記念公演だそうです。かつてカリカであったシュールの人やしろさん演出で、脚本は丸山さんでした。開始後数分で人がしんで、さて犯人は誰だ的なおはなしでした。大きい人たちや、小さい人が所狭しと暴れまわり、人々で一生懸命サスペンスしていました。…

チンパンジー。

「チンパンジーって飼えるの?」わたくしはつまみ上げた大福餅を元に戻しました。素Lさんは真顔でした。「チンパンジー?」「うん、そう。パン君みたいな。」「飼いたいの?」「違うの、あたしじゃないの。親友が子供が出来なくってさびしい思いをしてるか…

きんにく。

「わたし、なかやまきんに君好きなの。」素Lさんの発言に箸を止めました。「え?あの、オイおれの筋肉、の?」「ええそうよ、あのきんに君。」確認したので間違いないようです。「たしかについ笑っちゃうわよね。」と言うと、「ううん、違うの。なんだかと…

「孤独な娘」

孤独な娘 (岩波文庫)作者: ナサニエル・ウェスト,丸谷才一出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/05/17メディア: 文庫この商品を含むブログ (11件) を見るタイトルが気の毒な感じなので買いました。ナサニエル・ウェストさんというアメリカの人が書いた気の…

熱中時代。

インターネットでアイドルファンの人々を知り、人々のブログを読むなどしましたが、アイドルイベントレポは面白い、ということに気付きました。面白いブログを書くにはアイドルを好きなるといいのではないか、と考えるなどしましたが、たまたまわたくしが知…

「武士道」

武士道 (岩波文庫 青118-1)作者: 新渡戸稲造,矢内原忠雄訳,矢内原忠雄出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1938/10/15メディア: 文庫購入: 20人 クリック: 146回この商品を含むブログ (217件) を見るアイドルの人が男と仲良しして坊主になったニュースを、潔し…

空を自由に。

「羽が生えたら空を飛べる。ぜひ空を飛びたい。」というはなしを塾帰りの小学生たちがしていました。わたくしは高いところがあまり好きではないので、空を飛んだらとてもつらい。それに上空は放射性物質がたくさんたまっているかもしれませんし、思いもよら…

「ピカロス11」

300回記念公演だそうです。ダンスで始まりダンスで終わりました。人々で一生懸命エンターテイメントしていました。まさよしさんが女装で出てくると、客席からは「やはりそうか!」「待ってました!かまよし!」といわんばかりの拍手が沸き起こりました。観客…

「男子はだまってなさいよ!」

細川徹さんのコントユニットを観に行きました。荒川さんとシソンヌの人々が出ていたのでたいへん楽しみにしていたのですが、めちゃくちゃ面白かったです。誰か誘って行ってもよかったなぁと思いました。出演者は、荒川良々、皆川猿時、川本成、大堀こういち…

「オディロン・ルドン 夢の起源」

箱根でアホみたいに美術館巡りをしてきたのに、東京に戻ってまた美術館に行きました。これはわたくしが観たかったやつなので、おかはんを巻き込むかたちで行きました。目だらけの木炭画がたくさんありましたし、鮮やかな静物画もあり、バランスのいい展示で…

ミキコフ箱根へゆく。withおかはん。

「今、兄ちゃんとこにおるとよ。あんた予定があったらそっち優先しないよ。わたしに合わせんでいいよ。わたしはやることがいっぱいあるとやから。」と電話がきました。おかはんです。文化系お母さんが上京してきたのです。わたしに合わせんでいい、と言われ…

短所。

感じのいい青年が物品の受取りにきました。本社の社員Aさんです。わたくしより10歳ぐらい若い人のようです。青年はさわやかにやってきて、さわやかに去って行きました。カワさん(私とタメ)が、「Aさんてさわやかだよね。さわやかで出来てんじゃないかっ…

「三姉妹 雲南の子」

中国の人が中国の一番びんぼうな村を撮ったドキュメンタリーでした。母は出奔、父は町へ出稼ぎ。三姉妹は長女(10歳)を中心に子らのみで生活をしていました。子らは着たきり雀で茹でた馬鈴薯ばっか食っていました。なんで芋ばっか食うのかよ、と思いました…

やさしさ。

インターネットを始めて「ネカマ」という存在を知りました。ネットのオカマ、で、ネカマ、だそうです。本当はオスなのにインターネットする時だけメスになって活動をする人々のことです。毎日違う人を演じているようで俳優さんみたいです。またその逆でメス…

「天皇と東大」3・4巻

天皇と東大 III 特攻と玉砕 (文春文庫)作者: 立花隆出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2013/01/04メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (9件) を見る天皇と東大 IV 大日本帝国の死と再生 (文春文庫)作者: 立花隆出版社/メーカー: 文藝…

「嗤う月明かり」

日本が右傾化してきているのでとても不安な気持ちになっているミキコフです、こんにちは。インターネットの皆さんはいかがお過ごしでしょうか。わたくしはつい先日、今年70になる母親が電話をしてきて憲法改正や原発政策のことで憤慨し熱く語ってきましたの…

「別離」「桃(タオ)さんのしあわせ」

別離 [DVD]出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)発売日: 2012/12/04メディア: DVD クリック: 6回この商品を含むブログ (22件) を見るあたまからケツまで訴訟と宗教でだれも幸せになっていないお話しでした。「本当はどうだったの?」ということが後半にかけて解…

彩の国、インターネットラマ表敬訪問。

みなさんこんにちは。インターネットライフ、いかがお過ごしでしょうか。わたくしは無表情でキーボードを打っています。さて、先日ふと振り返ってみましたら、なんとわたくしは2007年からこの日記を続けていました。小学校の入学から卒業までの年月です。何…

みちづれ。

ランチタイムの時だけサラダバーがあるお店がありますが、そういうお店でのお話しをしたいと思います。つまりしがない派遣OLのランチ話なので、気軽に鼻でもほじりながら聞いて頂けると幸いです。会社の女たちでランチに行きました。もちろん食貪さんも一緒…

「走りながら眠れ」

東京が非常に寒くなりましたこの日、インターネット上ではネットの住人達が「寒い。」「凍える。」を連呼しておりましたが、わたくしは「おれの季節がかえってきた!!おかえり!」と心の中でガッツポーズをしていました。朝から掃除をし、ここ2年ほど全く袖を…

テレビ。

大人たちはどうして野球中継や相撲ばかり観るのか。巨漢のほぼ裸のおとこたちがくんずほぐれつするのを延々観てなにが面白いのか。なにが若貴だ、兄弟のおすもうさんといったら寺尾と坂鉾だろう(どうでもいい)。アニメや、カトちゃんの人やケンちゃんの人…

向上心。

わたくしの永遠の課題です。幼少期から、通知表にも書かれ、親にも言われ続けてきたことの一つがこの向上心です。わたくしには向上心がありません。まったくないってことはないでしょうよ、と思われるかもしれませんが、まったくないのです。なさすぎて、何…

「ゴドーは待たれながら」

先週末に引き続き、リア友のゴチョさんとアフターファイブで観に行きました。ゴチョさんの、日本に帰国する予定もないのにとりあえずチケットを取ってしまうという病気のおかげで観ることが出来ました。病気ありがとうございます。平日の夜でありましたが満…

「西瓜割の棒、あなたたちの春に、桜の下ではじめる準備を」

久方ぶりに風邪をひきました。朝からペンが持ちづらい、今日はなんだか字がヘタクソだと思っていたのですが、夕方になってキーボードが打ちにくくなり、体中が痛くなってきたので、医務室へ熱を測りに行きました。「微熱があったら帰りに薬を買って飲もうか…

Olafur Arnalds

For Now I Am Winterアーティスト: Olafur Arnalds出版社/メーカー: Deutsche Grammophon発売日: 2013/04/02メディア: CDこの商品を含むブログ (1件) を見るまた音ばっかりのやつかと思ったら、たまに人間が歌っていました。男の人がささやいて歌っていまし…