「嗤う月明かり」

日本が右傾化してきているのでとても不安な気持ちになっているミキコフです、こんにちは。インターネットの皆さんはいかがお過ごしでしょうか。わたくしはつい先日、今年70になる母親が電話をしてきて憲法改正原発政策のことで憤慨し熱く語ってきましたので、年寄りは早く寝てください血圧が上がりますよと諭したところです。たたかうおかあさんはいくつになっても隙あらば国政のことで憤慨してくるので感心いたします。
さて、すっかり日数が経ってしまいましたが、先月神保町に行ってきました。丸山さんの脚本なので安心して観に行きました。ナイーブな弟とやくざな兄の離れたく、しかしつながりを断ち切ることができず苦しみのおはなしでした。なかにし礼みたいだ!てなりました。神保町では、いつもゆったり感の人々がおふざけ担当なイメージを勝手にもっているのですが、今回はとてもまじめな役どころで良かったです。中村さんは雰囲気があってもったいない気がするので、おふざけなくてもよい役をたくさんやって欲しいです。分かりやすいシンプルなストーリー展開でありながら深みのあるおはなしで、三須さんがおもしろ担当、その他は真剣なので話に強弱があってあっという間でした。ラストの竹内さんと江崎さんがまったくすばらしかった。ランパンプスの人々はどちらもインパクトのある役をやっていましたが、特に寺内さんは本当にそういう人なのかなと思うぐらい寺内さんの役でした。とってもかなしいバッドエンドでしたから、観終わった後「たはー!人生!」てなりました。おもしろかったです。