演劇

「男子はだまってなさいよ10・男子レッツラゴン!」

リア友のごちょさんと灼熱の下北へ、大人の人々の真剣なバカを観に行きました。毎回、100%混じりっけなしのバカをなすっているユニットコントなのですが、今回も信じられないバカ、バカの可能性どこまで、といったバカまみれの舞台でした。赤塚不二夫とマッ…

「燃えるゴミ」(東京グローブ座)

リア友のごちょさんがチケットを取ってくだすったので、おじさんたちの一生懸命のコントを雨の中、新大久保まで観に行ってきました。わたくしはグローブ座は初めてでした。駅から少し歩きますし、雨降りでお足元も悪いのでしたが満席でした。連日満席だとき…

「不倫探偵 最期の過ち」

生きていたらいろいろありますが、何かと疲れることもありますが、仕事終わりに観に行ってきました。親の業を抱えた罪の人、罪十郎が不倫しながら探偵するエログロハイセンスなおはなしでした。すばらしかったです。まつおさんとかたぎりさんの掛け合いが、…

「COSMO」「quatre」

全公演が終了したので書きます。また、シソンヌのはDVD化するそうなので、あまり詳しく書かないようにします。詳しく書くと「まじありえねぇ。ふざけんな。」と言ってくる知らないひとが世の中に結構いることが分かっているからです。しかし、なぜ人々はネタ…

「ロイヤルストレートフラッシュバック」(SPACE雑遊)

おしゃれなものはおおむね退屈だ、という偏見をもっていることで有名なミキコフですが、これはいい方のおしゃれなので観に行きました。それにしたっておしゃれな舞台セットでした。菱形にセットが組まれて赤と白の扉が右左にあり、いいかんじの照明に、音楽…

「すいているのに相席3」「すいているのに相席3.21」

くさくて愛しい町新宿で、バ吾Aさんのユニットコントを観ました。バ吾Aさんは「おいしゅうございます、岸朝子です!」と叫ぶおもしろの人なのですが、そのおもしろの人とせきしろさん、上田さんの3人がそれぞれ数本ずつ書いたコントを、シュールの人々でや…

2014年の書き忘れ。コント。

2014年に観たやつです。メモしたまま書き忘れていました。時間がだいぶ経ったのでちょっと書き直しました。 ●2月犬(恵比寿エコー劇場)2014年2月 仕事帰りに行きました。おしみさんがだるんだるんの上半身を出して笑いを取るというシンプルなやつも相まって…

アンドロイド版「変身」

朝起きたらアンドロイドになっていた。アンドロイドのザムザがベッドに寝ており、父・母・妹・下宿予定の医者がやってきてなんにも起きないけどいろいろある、というやつでした。かつてインディオを人間とするか否かの論争が宗教家の間でなされたが、メカを…

「社長吸血記」

ごちょさんが、帰国予定もないのにチケットを取ったから一緒に行こうのパターンで誘ってくれたので行ってきました。このためだけに帰国するのであるから、充分に楽しんでいただきたいのでしたが、ごちょさんの横に座ったおじさんが、終始落ち着きが無く、ま…

「パン屋文六の思案」

大正ロマン的お洋服を着た人々が、ちゃんとお芝居もしつつ、非日常的な、常識的な人間はけっしてしないであろう動きをするという、とてもカロリーのいるおもしろのやつでした。演じている人々は大変でしょうがとても楽しい、そして観ている人々もお椅子が硬…

「悪霊〜下女の恋」

朝夕で秋の気配を感じてきました。ホッとしました。このままずっと暑いんじゃないだろうか、年がら年中汗ばんでいなければならないのではないかと不安な気持ちで日々過ごしていました。はやく寒さが来ないものかと願っていますが、北国の人々が聞いたら激昂…

「3D兄弟の夏」

夏なのでとても暑いです。暑い時は寒いと思えとはなんと無茶な事を言うたものでしょうか。乃木将軍の神経を疑います。わたくしを夏から解放してください冬将軍様。そんなことばかり考えて暮らしております。夏には何もしたくありません。人々は何をなさるの…

「みずとつち」

6周年記念公演だそうです。かつてカリカであったシュールの人やしろさん演出で、脚本は丸山さんでした。開始後数分で人がしんで、さて犯人は誰だ的なおはなしでした。大きい人たちや、小さい人が所狭しと暴れまわり、人々で一生懸命サスペンスしていました。…

「ピカロス11」

300回記念公演だそうです。ダンスで始まりダンスで終わりました。人々で一生懸命エンターテイメントしていました。まさよしさんが女装で出てくると、客席からは「やはりそうか!」「待ってました!かまよし!」といわんばかりの拍手が沸き起こりました。観客…

「男子はだまってなさいよ!」

細川徹さんのコントユニットを観に行きました。荒川さんとシソンヌの人々が出ていたのでたいへん楽しみにしていたのですが、めちゃくちゃ面白かったです。誰か誘って行ってもよかったなぁと思いました。出演者は、荒川良々、皆川猿時、川本成、大堀こういち…

「嗤う月明かり」

日本が右傾化してきているのでとても不安な気持ちになっているミキコフです、こんにちは。インターネットの皆さんはいかがお過ごしでしょうか。わたくしはつい先日、今年70になる母親が電話をしてきて憲法改正や原発政策のことで憤慨し熱く語ってきましたの…

「走りながら眠れ」

東京が非常に寒くなりましたこの日、インターネット上ではネットの住人達が「寒い。」「凍える。」を連呼しておりましたが、わたくしは「おれの季節がかえってきた!!おかえり!」と心の中でガッツポーズをしていました。朝から掃除をし、ここ2年ほど全く袖を…

「ゴドーは待たれながら」

先週末に引き続き、リア友のゴチョさんとアフターファイブで観に行きました。ゴチョさんの、日本に帰国する予定もないのにとりあえずチケットを取ってしまうという病気のおかげで観ることが出来ました。病気ありがとうございます。平日の夜でありましたが満…

「西瓜割の棒、あなたたちの春に、桜の下ではじめる準備を」

久方ぶりに風邪をひきました。朝からペンが持ちづらい、今日はなんだか字がヘタクソだと思っていたのですが、夕方になってキーボードが打ちにくくなり、体中が痛くなってきたので、医務室へ熱を測りに行きました。「微熱があったら帰りに薬を買って飲もうか…

「春夏秋冬」

安達さん(脚本・演出)は今回もむちゃくちゃするのだろうか。そんな気持ちで行きましたが、4本のむちゃくちゃなオムニバスコントをちょっといい話の池谷さんで挟んだ構成になっていました。 【1本目 映画「卒業」的なこと】おっさんたちが一生懸命キスして…

「マシーン日記」

「全員キチガイ」のおはなしでした。全員キチガイのおはなしだと知っていたのですが、突然チケットが手に入ったので、ナイーブなリカオちゃんを誘ってしまいました。ナイーブ大丈夫だろうか、すごく明け透けなお芝居だが平気だろうか、そんな不安でいっぱい…

神保町まとめ(12月〜2月)

去年の年末から2月の間に観た本公演の感想です。写経ぱみゅぱみゅが忙しく、魂的にも経済的にもいよいよ入滅しかかっているので2本しか観ていませんがとりあえず書きます。備忘録ですのでいつもに増して読まなくて大丈夫なやつです。何か楽しげなことをググ…

神保町まとめ。

引き続き空気が冷たくなって少しやる気が出ているうちに、今年観た神保町本公演について思い出してみました。記憶を羅列しているだけで、面白ワードとか何も思いつかないので今すぐこのページを閉じ、グーグル大先生で素敵なサムシングを検索してください。…

「ポンポン お前の自意識に小刻みに振りたくなるんだ ポンポン」

仕事帰りに駒場東大前という、わたくしのようなバカチンには一生ご縁がなかろう駅に降り立ちました。自動改札にSuicaをかざしたら「バカ」と表示され、あの改札機のパカパカ開閉するやつがビシーと閉じるのではないか、よしんば通過できたとしても、町行く人…

「百年の秘密」

この日はとても暑かった。昨日までの雨が嘘のように太陽が照りつけ、街中が汗ばんで見えた。ついに夏がやってくるのだ。すべてのものを腐らせるあの夏が。腐らせないでほしい。なぜって、それは、臭いから。臭いのはまっぴらごめんだ。どうしても腐らせたい…

ミキコフ、平成中村座へ行く。

久しぶりに手を引いて〜♪という歌詞がありますが、わたくしの母は手を引くどころか、ややもするとさっさと一人で行きたい所へ行ってしまうような活発なおばはんです。その活発な小さいおばはんが歌舞伎を観るために上京してきました。平成中村座で勘九郎襲名…

シティボーイズ『動かない蟻』を観た。

世田谷に行ってきました。三茶の改札機は、はたしてわたくしを通してくれるだろうか、通してくれない時には土下座だろうか。人がたくさんいるところで土下座はいやだなぁ、もう30過ぎなのに。そんな不安を抱えながら到着しましたが、それは杞憂に終わりまし…