「パン屋文六の思案」

odo-mikikov2014-04-18

大正ロマン的お洋服を着た人々が、ちゃんとお芝居もしつつ、非日常的な、常識的な人間はけっしてしないであろう動きをするという、とてもカロリーのいるおもしろのやつでした。演じている人々は大変でしょうがとても楽しい、そして観ている人々もお椅子が硬くて大変ですがまったく楽しい、なんせ楽しい気持ちになるやつです。このようなおしゃれポップなお芝居は、ややもすると演じる側が楽しいだけでとてもさむいことになりがちだと思うのですが、お芝居の内容はもちろんのこと、視覚的にも見事にエンターテインメントしていますから、「なんかおしゃれポップなんはさぶうて苦手やわ〜。」という人もご覧になるといいと思います。これまで自分が観ていたおしゃれポップはただの学芸会だったのだということが判明すると思います。たぶん。役者さんたちが、かっこよくて、愛らしくて、派手派手しくて品のあるすてきなお衣装を着ていたのですが、どれぐらいすてきかというと「わー、すてきー。あてもあのべべ着たいわー。」と終始見とれて、うっかり内容を忘れてしまうぐらいすてきです(忘れていません)。あと、おがわたまきさんをすごく近くでお見受けしましたが、シヴイさん(シヴイズム創始者であり、ネットの住人達のオピニオンリーダー的存在。)の妻の人(シヴイがネゲットしたおもしろブロガー)にとても似ていました。わたくしは以前から、シヴイさんの妻の人はおがわさんに似ていると主張してきたのですが、いまだ誰も賛同をしてくれていないので、「おれは間違っているのか…。」と生きる気力を失いかけていました。しかし、間近で見て確信しました。「おれは間違っていない。」と。わたくしは間違っていません。間違っているのはおまえたちだ!この社会だ!文部省だ!アベノミクスだ!戦争反対!おがわさんはびっくりするぐらい美しいにんげんでした。