「みずとつち」

6周年記念公演だそうです。かつてカリカであったシュールの人やしろさん演出で、脚本は丸山さんでした。開始後数分で人がしんで、さて犯人は誰だ的なおはなしでした。大きい人たちや、小さい人が所狭しと暴れまわり、人々で一生懸命サスペンスしていました。おどけてばかりだが決めるところは決めるという刑事物あるあるのデカがやってきて事件を解決していました。俳優の伊藤さんが、面白い事を職業としている人々に負けじとおどけたり、顔を真っ黒に塗り、それによって何か象徴的なことを表すという前衛的な演出を熱演していました。客席は、終始アハハウフフとたいへん盛り上がっておりましたし、わたくしもアハハしました。後ろの席にいたお嬢さんが、幕間で白の人が頑張ってホモりはじめると「ギャー!イヤー!キャーーッ!アーッ!」と叫んでおられたので、「おぼこだ、おぼこがおる。」と思いました。ストーリーも面白かったですし、お芝居の素晴らしい人々ばかりで楽しかったです。白の人は稽古中に何かやってはいけないことをやったとのことで、罰として終演後にももクロさんたちのなんという曲か存じ上げませんが、なんかそれの振り付けを完コピして披露しておられた。たどたどしくも頑張ってダンスなすってたので、わたくしもたどたどしくも頑張って生きようと思いました。ありがとうございました。