また音ばっかりのやつかと思ったら、たまに人間が歌っていました。男の人がささやいて歌っていました。全体的にサワサワしていますが、クラシック要素だけでなく、ズッチャズッチャいわしたり、ズドドーーン！て鳴ったりしていましたから、単調ではないので退屈したり、しにたい気持ちになったりしませんので、興味のある人々は聴いたらいいと思います。かといって、けっして明るい気持ちにはなりませんのでそのへんはご了承ください。しかし人間は常に明るい気持ちでいられましょうか。常にテンションが高い人間はナイーブな人々に静かなプレッシャーを与えることがありますから気を付けた方がいいと思います。（これは自分自身にも言っています。）わたくしは比較的常に「明るい」という印象をもたれる人間なので、自分が意図せずして他人の心をぺしゃんこにしている可能性があります。人間は生きているだけで迷惑な生き物なので、なるべく静かに生きるようにこころがけたい、そう思います。これはそういうええ音楽でした。
