お選挙。

今日は全然面白くない事を書きます。こんな書き出しだと、まるで日頃面白い事を書いているかのように勘違いされる方もおられるやもしれませんので訂正します。今日はいつもに増して面白くない事を書きます。すみません。
お選挙がきますね。皆さんは選挙権をお持ちの方々だと思いますが、わたくしも選挙権を持っています。なぜならまあまあの大人だから。さて、自民党の圧勝であろうといわれているこのお選挙、自民党の人々は原発を動かし、憲法をバカっぽいルールに変えようとしています。わたくしは非力であるもこの自民党という恐ろしい集団には投票しません。日本の舵取りをお任せしたくありませんので。「憲法を変える」というおそろしいことを平気でサクサクやろうとしているのですから、とても先見の明があるとは思えません。若き人々はしっているのでしょうか。この集団は憲法の第2章「戦争の放棄」を「安全保障」というウンコみたいな条文に変えようと言っています。否、これはもはやウンコそのものであると言ってもよいかもしれません。「戦争の放棄」は世界中どこの人間たちもがなしえなかった理想像です。「戦争の放棄」を国の決め事として掲げ、なおかつ、それをこのウン十年もの間国民が守り続けることができたのです。こんなすばらしいことがありましょうか。こんなにカッコイイ条文がありましょうや。すごくかっこいいので載せます。

1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

どこの国もこのようなことができないのです。日本人だけです。この条文を頭の悪そうな「安全保障」に変えてしまうことで、国民の安全は永久に保障されなくなるということに気付いていただきたい。近隣の国を威嚇してなんになりますか。そもそも威嚇にも何にもならない、ただ猛獣を呼び込むだけです。それだけではなく、天皇を「象徴」から「元首」にしたいようです。これは、すべての責任を天皇に転嫁しようとしている怠け者の考えることです。日本人は自分の頭を使わない世界一バカな国民になろうとしています。「すべて国民は個人として尊重される」が「全て国民は人として尊重される」と変えられます。わたくしたちはもちろん、わたくしたちの子孫は「個」すら奪われるのです。日本人は時代を逆行しようとしているのです。子らに平和と未来を。