鼻(嗅覚をつかさどる感覚器)

鼻がポンコツなのでにおいが気になります。自分が発生源なのに自分だけにおわないというおそろしいことが世の中には起こりうるので、なんといってもその現象は避けたいものです。人間は人々の中で暮らすことしかできない生き物なので、たいへん気を付けたいところなのですが、まったく困ったことに鼻がバカチンなので気付けないのです。なぜ神は、わたくしの鼻をポンコツ仕様にしたのでしょうか。気まぐれでしょうか。神様のきまぐれオレンジロードでしょうか。だとしたらやめていただきたい。ぜんぜん面白くないきまぐれはやめてもらいたいです。面白かったら、まあ、ちょっと許します。先日、なぜか一日中自分の周辺が臭かったのでドキドキの一日でした。まつうらあやさんは「ドキドキの夏希望。」とおっしゃていましたが、わたくしは夏でも冬でも、いつなんどきでもドキドキは希望していません。自分で言うのもなんですが、こんなに大人しく、可もなく不可もなく生きている人間がおりましょうか。そんな人間にどうしてドキドキを与えるのでしょうか。許せません。神のパワハラというしかありません。おふざけが過ぎます。神界にはコンプライアンスは存在しないのでしょうか。そもそも神なんてものは実在せず、どっかの知らん誰か、つまりにんげんの心が生み出したモンスターなのですから、そんなものの影に振り回されるなんてばかげています。そうです、鼻がポンコツなのは神のせいでもなんでもなく、遺伝です。しっかりおとんの遺伝子情報をいただいているのです。なんのつもりか。遺伝子のくせに、えらそうに。おれが遺伝子だ!おれが神だ!ちょっと威勢のいいところをお見せしてしまいました。失礼しました。とりあえず耳鼻科か精神科に行きます。(行きません)