「ファイヤー・フォックス」

唯一無二のお母さん、グレートマザーの看病の日々を謳歌することで有名なミキコフですが、洗濯物をたたみながら、BGM代わりにTV showをながら観しました。前半を少し超えたあたりで見始めたので何とも言えませんが、実に前衛的な、わたしのようなにんげんには手におえない映画でした。昔すごかった的な元パイロットおじさんが、延々戦闘機をのりこなし、ずっと一人でしゃべっているお話でした。ただただ戦闘機がぐるんぐるん、ビュンビュン飛んでいました。なんか、ずっとひとりごと状態のぐるんぐるん画面なので、観れば観るほどこころが瞼を閉じてゆきました。ピンチがきて乗り越えて、またピンチが来て乗り越える。最後は自分と同レベルぐらいの戦闘機と操縦しあいっこしてチャンチャンになったので、これは戦闘機のPVなんだなー、てなりました。「いい無駄」というものがこの世には存在するように「だめな無駄」も存在します。悪があれば善が存在する。光と影、陰と陽、愛と誠、さくらと一郎、昭和枯れすゝきです。無表情で画面を眺めました。無心で洗濯物をたたみました。たたみ終えてもその場に無心で座っていました。あまりにも無我過ぎて、このまま入滅するんじゃないかと思いました。映画館にわざわざ観に行かないし、テレビでももういいかなてなりましたが、久しぶりにブログできたのでありがとうございました。にんげんは感謝です。感謝のこころこそがにんげんなのです。以上です。