「宇宙人王(ワン)さんとの遭遇」

odo-mikikov2012-10-29

宣言します。わたしはこれからネタバレをやります。万が一ご覧になる予定の方は、今すぐ回れ右でおねがいします。
宇宙人がイタリアで拘束されます。とある秘密機関のようなところで尋問されます。この宇宙人は中国語しか話さないので、中国語の通訳が目隠しされて連れてこられます。宇宙人は王(ワン)さんという仮称で呼ばれます。使用人口が一番多かったから中国語を覚えたと言っていたので笑いました。地球に来た目的をしつこくきかれても「友好のために来ました。」の一点張りなので、苛立つ機関職員は尋問をエスカレートさせてゆきます。通訳は時間が経つにつれ尋問の仕方に疑問を持ち始め、王さんに同情しはじめます。なんだかんだあって通訳が王さんを連れて脱走をしますが、ようやく外の様子が見える部屋に到着すると大量の宇宙船が飛来し、町が壊滅状態になっている衝撃的な結末。茫然と立ち尽くす通訳にそれまで愛嬌たっぷりだった王さんが「おまえ、バカだな。」と言う、おしまい、というお話しでした。「ユーモアとアイロニーのやつや。外国人が好きなやつや。」と思いました。面白かったです。