おもいでの映画。

わたくしが初めて映画館(厳密にいうと市民会館内のシアター)に観に行った映画は小学生の頃の「対馬丸」ですが、映画館(同市民会館)での洋画デビューは「ランボー 怒りのアフガン」です。初めての、洋画が、ランボー。しかも、怒りの、アフガン。なんでそんな事になったのかと申しますと、兄がチケットをもらったから行こうと言ってきたからです。そのころから主体性のない人間であったわたくしは、「そんな乱暴そうな(ランボーなだけに)映画は男友達と行けばいいではないか。」とか思ったりせずに、「映画?!いくいくー。」とホイホイついて行ったのでした。前半からまことに乱暴な展開で、スタローンさんが分厚い唇を捻じ曲げ、汗をまき散らしながら銃をうちまくる、走りまくる、叫ぶ、テカリまくる、圧倒されました。圧倒ついでに、「中東のゲリラと協力して、ソ連と戦う的なやつ」というぼんやりしたストーリしか覚えておりません。しかし最後のターバンの民がお馬さんに乗ってランボー君の加勢にドドドドーーとやってくるシーンは覚えております。うちに帰ると母が「どんげやったね。」と聞いてきたので「銃とかうちまくって、すごい戦闘機とか出てきて大暴れしよったけど、なんか最後馬でうおーー!て助けに来たとよ。」と言ったら、「馬でや。(笑)」と言われたので笑いました。ですので、「ランボー 怒りのアフガン」はわたくしにとって笑える映画の一つとして記憶に残ることとなったのでした。

対馬丸~さようなら沖縄~ [VHS]

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ランボー3/怒りのアフガン [DVD]

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