ジタバッタするーなよー。

著者の実体験なので臨場感がマジ半端ねぇ。やっとできた一人娘が破傷風に罹って、夫婦がてんやわんやする話です。「てんやわんや」というとなんだかとっても大騒ぎ!おか〜みさ〜ん、じか〜んでーすヨ〜〜!的なやつを想像してしまいますが、違います。日増しに病状が悪化し、夫婦もかなり追いつめられていくのですがその経過がただひたすら「恐怖」です。怖い話が好きな方は読んで下さい。まじコエーんでちびんなYO
自分の家族が原因不明の痛み等を訴え始めたり、奇怪な行動をとり始めたら不安と恐怖でどうしていいか分からなくなります。わたくしも相方さんが「毎晩夜中に起きてリビングで頭を抱えてうずくまる」という行動をとり始めたことがあり、聞くと「あまりの激痛で眠れない。」と言われました。わたくしが蹴飛ばしたり技をかけているとかそういうことではなく、頭痛にさいなまれていたようで、すぐに病院に行かせましたがどこの病院でも異常なしと言われ、全く効きもしないバカ高い薬を処方されただけした。最初、痛がり方が尋常ではなかったので「相方ちゃんが死んじゃったらワシどうしよう…涙」と思っていましたが、どこの病院でも異常なしと言われたと憔悴しきって帰ってくるのを見てだんだん腹が立って来て「フザケンナ!ヤブどもめが!このうんこ医者!」と鼻息荒くインターネットで調べまくり「群発頭痛」であることが判明したのでした。しかも鼻炎薬が効くという、あまりにもあっさりした結果で拍子抜けしました。このことがあって、わたくしは相方さんが病気になったら行動的になる、ということがわかりましたのでいつ倒れてもらっても大丈夫です。ただ、心は強靭なのでOKですが金銭面は軟弱なのでやっぱ元気でおきばりやす、と思います。