毒を吐き、やがてブッチャーになる。

シルク スペシャル・エディション [DVD]

わたくしは、良かったなぁと思ったものだけを記録していこうと思っているのですが、たまにはあんま良くなかったものも書いてもいいかなと思ったので書いてみました。
先日、BSで「シルク」をやっていたので観てみました。映画館に観に行かなくて良かったなぁと思いました。まあ、それ以前によっぽどうっかりしなければ観に行こうと思わなかったのですが。意味はわかりましたが、とにかくつまらなかったです。本編の放送前後にアナウンサーが二人で感想を言い合うのですが、きちんとコメントなさっていたので凄いなぁと感心いたしました。どんなにつまらない、感想のいいようがないものでも立派に仕事しておられて、本当にプロ根性のあるお嬢さん方でした。容姿端麗でコネもあってちょっとバカでもいい給料もらっているやつらばっかだろうが、チッ！と思っていたので反省しました。ごめんなさい。むしろ頑張っているところを見たので好きになりました。アナウンサーの素晴らしさが分かったのは良かったのですが、作品自体は頭悪そうな人がかっこつけて作ったような気持ち悪さ満載でした。謎の集落で、（いかにも）あやしげな日本人の女に欲情したバカな毛唐と心優しい風な妻の物語で、（いかにも）謎めいた首領と女のコントみたいな膝枕など、頑張ってつくったぜ！感たっぷりのだらだらした映像をみせられただけで終わりました。ラストも製作者サイドがドヤ顔で作ったような感じで、簡単に言うと最低でした。また気が向いたら個人的につまんなかったやつの感想を書こうと思います。あくまでも個人的な感想なので、「いいや、おれさまは良かったぞ！感動したんだぞ！おまえの理解力がなさすぎるだけだ、このやろう！」と思われた方がいるかもしれません。そういう方には不快な思いをさせてしまいまして誠に申し訳ございません。独り言なのでご勘弁を。