必然と偶然。

アリス・イン・ワンダーランド オフィシャルガイドブック (ぴあMOOK)

アリス・イン・ワンダーランド オフィシャルガイドブック (ぴあMOOK)

10数年ぶりに相方さんが映画に行こうと言ってきました。アリスを観たいとのことでしたので仕事帰りにすんずく(新宿)のバルト9へゆきまして、先についたのでチケットを買って相方さんが来るまでジュンク堂で時間をつぶしました。10数年前に誘ってくれた時は「you got mail」を観たなぁ、健やかだったなぁと思い出しながら。さて、そのアリスですがせっかくなので3Dで観ました。3Dはメガネが重くて耳がちぎれそうでした。でも、ちゃんと耳にも般若心経を書いていたのでちぎれませんでした。つまり何が言いたいかというと、3Dは超見にくい、ということです。そもそもアリスは2Dでもきれいな映像だと思うので、別に3Dでなくても良いなと。あと、字幕が浮いて見えるので目が疲れます。内容についてですが一番おもしろかったのが、アリスが行かず後家のおばさんに「王子さまはいないわ。病院へ行って。」と諭すところです。相方さんの感想が「なんでアリスは剣で戦ったの?」でした。言いたいことがさっぱりわからなかったので「なぜ?とは?」と質問返ししました。氏曰く「メルヘンの世界だから剣とか使わない方がよりメルヘン感があると思う。」……さらに意味が分からなくなりました。相方さんは映画を観ると必ず「あのラストの意味はなに?」と聞いてきます。「意味などないのですよ。」というと「物事には意味があるはずだ。意味がない、と言っているのは作り手の怠慢だ。」と言います。わたくしはそんな相方さんをかつて「でんきまむし」と「日雇い刑事」に誘ったことがあり、特に「日雇い刑事」の時はさっぱり意味がわからなかったようで混乱させてしまい、大変申し訳ないことをしてしまいました。なので、相方さんと映画を観るときは説明しやすい映画を観るように心がけております。