柿渋石鹸の消臭効果は殺人級だそうです。

いい役者ばっかりでずるいわ!プンスカ!
エドワード・ノートンフィリップ・シーモア・ホフマンバリー・ペッパーが主要人物なのですが、揃えすぎでしょ、これ。そら渋い映画になりますよ。ノートン演じる男は、麻薬密売の罪で収監を翌日に控えていて、収監までの一日を友人と過ごそうとしている。自分を警察に売ったのは誰か、恋人か?それとも別の誰かか?というモヤモヤと刑務所での暮らしの不安を抱きつつ、でも時間は迫ってくる。この辺の感情表現がすごくうまいなぁ。さらに、ノートンのためにあつまったホフマンやバリーにもそれぞれちょっとした出来事が起きて、エピソードはあちこち転がってるけど、ストーリーの軸がずれないあたりもとても良いなと思いました。The友情!的な描き方じゃないのも渋い、渋するぎ!ラストはあんまりどんぴしゃな感じじゃなかったけど、それまでが実に面白いのでそこはよしとしたい。いい役者使ったのに、残念賞だったね、チーン。という作品が多い中、奇跡的に役者が生きた作品だと思いますわ。そう思いますのよ、あたくし。