イベリコ豚はおにぎりになった。

ペネロピ [DVD]

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先祖の罪で呪いがかけられたために、豚の鼻と耳で生まれてきたペネロピが、ある男との出会いで人生が変わり、最後はめでたしめでたし。という、単純なストーリー。で、たいそう面白い。ジェームズ・マカヴォイが結構格好いい。あ、うそつきました。すげぇカッコイイ。さらに、リッチのブタ鼻もとてもかわいい。観終わってとてもすこやかな気持ちになれますが、ちょこちょこブラックなところもあっていい塩梅也。これは人にすすめてもいい映画ではないかと思われます。
今日のお昼にイベリコ豚のおにぎりというものを食したのですが、「これはイベリコ豚といっているが、決してイベリコ豚にあらず。」と思いつつ、されど「あれ、これ、意外と美味なんでないの?」と。しかし、誰がなんと言おうと、イベリコではないと思います。イベリコが入っているのにこんなに安いわけがないのです。120円でしたから。ですから、イベリコと名づけられた豚かもしれません。もしくは、私がイベリコ豚と読んだだけで、よく見たらイノコリ豚とかイザベラ豚とか書いてあったかもしれません。いいえ、小さく「イベリコ豚(のような豚)」と書いてあったのかもしれません。いずれにせよ人間はぱっと見に左右されやすいものです。注意深く生きねばならないと、にぎり飯に教わった、そんな一日でした。めでたしめでたし。