ビルマ語。
- 作者: 大野徹
- 出版社/メーカー: 泰流社
- 発売日: 1996/05
- メディア: 単行本
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ま、そんな大変な引越しですが、収穫がありました。処分する書籍がたくさん出てきたので欲しいものがあったらあげますよといわれたので、これをもらいました。昭和58年に出版されたもので、なにしろ日本語訳がすばらしい。
「まだ、もろこしを食べていようっていうのか?」
「お前も、俺のことは、先刻ご承知の筈だ。」
「ここに署名しろ。」
「早く逃げなさい。」
なんと殺伐とした言語か。ま、こんなんが大半を占めておるのです。他部署のアラブ語のできるメンズによると、アラブ語のテキストもかなり殺伐としていたそうで、やはりお国柄なのだなと思った次第です。
セレクトして列挙してみますので、ビルマをご堪能ください。
「なま水を飲むな。」(確かにのんではいけないだろうよ。)
「わたしも蛇を殺した。」(私も?も?)
「逃げても、もう、逃げられはすまい。」(すまい。って。)
「投石した人を見かけたか。」(み、見かけてません……。)
「君達、本当にビルマ人?」(いいえ、日本人です。)
もう、これに至っては一体どうしたというんだい。毒のあるもの食べちゃうし、放屁するし、しまいにはドブロクですよ。むちゃくちゃですよ。