頑張った、頑張ったよ。
- 作者: 的場昭弘
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2004/12/14
- メディア: 新書
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ってことで読んでみました。
革マルのマルでもありますし、
タイトルだけでワクワクですよ。
独立した国々がこぞってマルクスに傾倒したのは、
支配者であった国に対抗するあたらしい思想だったから。
的なことが書いてあったんですけど、
そこらへんは「なるほどー」と思いました。
あと、マルクスの主張してたことが、
結構いろんな思惑によって
違って解釈されてきたってことも
マルクス初級の私にはわかりやすかった。
ただ「マルクスは古くないんだぜ!!」
ということを、手を変え品を変え
ひたすら連呼されてる感があり、
ちょっとくどい。
解りやすさをかなり意識して書かれたのがすごくわかる。
でもなんかズレとる気がする。
わかりやすさって、そういうことじゃなくね?みたいな。
冒頭で、マルクス自身が自己紹介する形式をとって
プロフィールが書かれてるんですけど、
なんかこの設定が鬱陶しい。
なので、他人に劇的にオススメしたりはしないだろうな。
あ、でもでもそういうのが嫌ではない人には
入門書としてとてもよいと思われます。
ああ・・・。あんまりこういうこと書いたらいかんなと
常々思っとるんですが、書いてしまいました。
がっくし。