文藝春秋はグリコ

odo-mikikov2007-08-18

芥川賞発表になると、
必ず全文掲載になるので購入します。
「アサッテの人」読むぞー、が目的で
今回もお買い上げ。
はー!面白い!!とまではいかずとも、
まあまあでした。
言葉というものに、
とてもこだわりのある作家さんなのだなと思いました。
吃音の叔父さん(失踪)の日記やなんかを元に、
主人公が人とのコミュニケーションとか言葉について
考察するあたりが、
なんというか、非常に丁寧だし
叔父さんの葛藤が結構重めのテーマなんだけど、
ふわっと描かれてて、そーいうとこはいいなと。
ただ、なんだろなぁ。
うむぅ、そうだなぁ・・・ちょっと読みにくかったなぁ。
ガツンとこなかったなー。
や、でも特集の「父と母の戦争」は面白かった!
大前研一氏の父がノモンハンに行っていた話や、
井上日召のご息女の話など、いや盛りだくですよ!
先日NHKで放送された、東京裁判のパール判事の記事もあり
9月特別号、お徳だ。