そこにいた

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別に革命好きなわけではありません。
むしろ羽目を外すことから程遠い生き方です。
本質は恐ろしく羽目外しヤローで、
なんか凄い頑張って制御してるのかもしれませんが・・・・。
そんなわけで、これはロシア革命の記録です。
1917年頃に書かれたもので、
著者はこの当時ロシアにいたアメリカの雑誌記者。
労働者階級の、盲目的な賞賛と
否定的な見方のその他の階級を、
それぞれ客観的に記録しています。
結果的には、この労働者階級の盛り上がりで
新体制ができるわけなんですが、
希望に満ち溢れた彼らの様子が、
なんというか、切ないですね。
90年以上も経って、今、読む価値があるんではないかと思います。
当時を良く知る為に!とかではなく、
ただ単純に、賞賛されたものの行く末を知りつつ読む、
この面白さを体験することにですけど。
しかも、アメリカ人が書いたってとこが、
より皮肉な感じがしますよ、ええ。