新印象派展に行った。

odo-mikikov2015-02-07

ブラックど真ん中の会社で泥のように労働していたミキコフですが、今は驚きの白さの企業に勤めており、なんと取引先から入手したという美術館の招待券を、気前よくわたしのようなにんげんにもくれたので「この会社はなんて真っ白なんだ!どんな洗剤でもここまで白くはできまいよ!」と感動しました。そんなわけで、東京都美術館に新印象派展を観に行ってきました。意外と混雑しておらず、ゆっくり鑑賞できましたのでみなさんも行ったらいいと思います。画家の人々はみんな、スーラになりたくて試行錯誤していたんだなぁ、スーラはすげぇやと思いました。そんなスーラやモネ、シニャックなど有名な人々の作品もたいへん良かったんですけど、個人的にはリュスというひとの作品が非常に印象的で(印象派なだけに!)、心に残りました。ピンクや赤の点々を多用しておりながらも、全体的に暗く重い画面で、「重い!すてき!」となりました。聴いたり読んだり、観たりするものすべて、だいたい暗いのがすきです。それがミキコフです。よろしくおねがいします。のんびり絵画を鑑賞したのち、御徒町までてくてく歩き、キッチンさくらいでオムライスを食べました。このお店は、書道の学校に通っていた時、同じクラスのマダムたちの会話の中で小耳にはさんだのですが、なかなか行く機会がなく、本日初さくらいしました。このオムライスは今まで食べたオムライスの中で、群を抜いて美味しい、否、初めて美味しいと思ったオムでした。ブルジョワジーたちはなんという贅沢なオムしているんだ!ちくしょう、われらプロレタリアートはたかがオムでも損をしているのか!うおー!資本主義!てなりました。もう大人だから、たくさんはいらないけど、いいものをちょっと食べたい。よい一日でした。