新年会。

明けましてけっこう経ちました。資本主義社会のマリオネットのみなさんは新年会などなすったと思いますが、かく言うミキコフも職場の新年会がありました。なんか斜に構えて扱いづらそうなやつだ、どうやら人間性に問題があるぞあいつ、ということで有名なミキコフですが、会社の重要な行事には恙なく参加するということも意外とできるのです。直属の上司であるノポ彦さん(40代)が、新年会の直前に受けた健康診断で、一部再検査を申し渡された為に、会の当日は一切の酒類を摂取せず、下戸であるわたくしと同様、終始烏龍茶で参加していました。わたくしは時にいじられ、しかしほとんどは酔っ払いたちの雑なボケを拾い、なんだったら「おめ、ホントは酒入ってんじゃねぇか?!」と思われるほどのひょうきんミキコフで無事に会を終えたのですが、翌日、出勤してきたわたくしをじっと見て、ノポ彦さんがひとことこう言ったのです。「ミキコフさんて、すごいですね。」と。「なにがでしょうか。目と目の間隔の狭さでしょうか。それなら自信あります。」「いや(笑)そういうところです。」「はあ。」「酒を飲んでいないのに、いつもエンジンかかってるじゃないですか。」「??」「酒を飲まないで酔っ払いの相手を1時間以上するのが、あんなにつらいと思いませんでした。苦行です。でもミキコフさんは終わりまでずっと元気じゃないですかー。」「え、そうですか。しかしわたしはだれよりも会の一部始終を覚えてますから翌日以降も楽しみがあります。お得です。」「あ、すごい。頭おかしい。」なぬー!。なぬー!を使って文章を作る問題が出た時の模範解答ぐらい「なぬー!」がしっくりきました。しかし、頭おかしいOLにノポ彦さんは仕事を任せているので、ノポ彦さんも頭おかしいんだと思います。頭おかしい人たちによって会社は、経済は回っています。資本主義とはそういうことです。(違います)