パッション。

好きなことはなるべく語らないようにしているんですけど、この日記には結構書いている気がします(しってるひとしかみない安心感から)。好きな事を大いに語ると、わたしはヤバい人になります。ネコとか、ネコとか。いや、ネコだけではないんですけど、なんかそういうのは気を付けています。なぜこのようなことを言い出したかといいますと、それはつい先日のことでした。わたくしは季節を問わずアイスがたいへん好きなんですけれども、ランチの時にアイスの話になり、あのアイスのこういうところがおいしい、あのアイスはこれこれこうだから食べたくなるなど饒舌に語ってしまい、話の口火を切ったOLさんをいつの間にか追い抜いて遠くに行ってしまっておりました。ともにいたOLさんたちは、「ミキコフさんがこんなに熱く語るなんて初めて見た…!」と鳩豆状態でした。やらかしました。並走していたはずなのに、わたくしは先にゴール、否、ゴールを通り越して「ヒャッハーー!」となってどんどん走り去って、アメフト選手になって、戦争に行って、海老の会社を立ち上げるなどしていました。また、わたくしの猫ちゃんの写真はたくさんあるのですが、画像データは一切スマホには入れておりません。ネコ話が出たら、「わたしの猫なんじゃよ、ええじゃろう。」と言ってしまうからです。今こうして「ネコ」と打っているだけでもう感情が高ぶって泣きそうです。泣きながらキーボードを叩き割ってしまう勢いで熱くなっております。想像を絶する強さのタイピングに、キーボードの「N」「E」「K」「O」のところだけめり込んで入力ができなくなっています。いえ、そうなったほうがしあわせなのかもしれません。幼少期から気性の激しさをコントロールするために鍛錬した結果、ロボっぽい無表情のにんげんになってしまいましたから、そんなわたくしが暑苦しく語ることによって、繊細なOLさんたちの度肝を抜いてしまいました。まったく反省しきりです。なんでも過ぎるのはよくない、というおはなしでした。