毎日暑い。

先日、美容室でスタイリストさんに「今、美文字って流行ってるじゃないですか。あれって練習してどうにかなるんですかね〜。」と言われ、「ある程度のちゃんとした文字は書けるようになると思いますよ。」と答えまして、その流れでわたくしが少し書道をしていた話になりました。「え!段とかとったんですか?」「はあ、まあ。」「え、聞いてイイですか?」「一応、師範を…。」「え!先生ですか!」「いや、それで商売はしていないので先生ではないです。先生をやれますよ、というだけで。」「やっぱ書道ってお金かかります?」「かかります。」「結構かかります?」「すごく。」「うわ〜。」「お金と時間をかければだいたいなんとかなります。」「やっぱ、お金ですよね〜。」「お金ですねー。」どうですか、この、the美容室な会話。すごいですね。昔は美容室の会話が面倒くさくて嫌だったんですけど、こころが歳をとったらいろんなことがどうでもよくなったので、こういう会話もなんくるないさになりました。歳をとるのはいいことだと思います。時間を無駄にしなくなるからです。生まれ変わってやり直すことなどできないわけですから、明日しぬと思って生きればだいたい大丈夫です。想像力をコントロールできればなんちゅうこたないのです。そうです、人間が考える事ですからたかがしれとるわけです。自分が大変な時ほど「大変ではない。」というスタンスをとれば、なんかそういうかんじになりますし、「もうだめだ、なんもしたくねい。」という時には「これが戦時中だったら。」と考えればぜんぜんダメじゃないんじゃないか、ということになってきます。わたくしのような単細胞の人にはおすすめです。形から入ったらなんかそういう人になるので、これは金もかかりませんから楽勝です。しかし、インターネットのナイーブの人々は止した方がいいと思います。こんなことをしていたらしぬとおもいます。気を付けてください。はやく冬こないかな。