「Dimitri From Paris In The House Of Disco」「Code」

わたくしは通勤や帰宅時、さらには写経時などに音楽を聴くのですが、そろそろiPodに音楽を追加しようと、1年ぶりぐらいにタワレコに行きました。あれこれ試聴して、どれもこれも欲しくなったので、「今日は1枚と決めているのだ。」と自分を律し、厳選し、2枚買いました。本当はもう1枚、Plastikmanのやつがすごくカッケーかったので、買うか否か迷ったのですが、通勤時、帰宅時、写経時を想像しましたところ、あまりにミニマムでダークすぎて女子力(にょしりき)が下がりそうだ、特に写経時などはそのまま入滅しかねない、と生命の危機すら感じたので泣く泣くあきらめました。そんなわけで以下の2枚です。

Dimitri From Paris In The House Of Disco

Dimitri From Paris In The House Of Disco

アニオタのなんか凄いらしいおじさんの人が、ディスコっぽいのをあれした、わたくしのようなリズム感のない人間でも踊り出したくなるような、そういうちょうどいいハウスのやつでした。2枚組なので、1枚ずつ別日に聴いたほうがいいと思います。1日で消化しようとするとお腹いっぱいでご飯が食べられなくなりますし、だんだん「あれ?おれはこんなに能天気にしていていいのだろうか。こんなリズミカルにしていていいのだろうか。おれはなんのために生きているのか、どうして生まれてきたのか、にんげんは…」となってくるので気を付けてください。
CODE

CODE

パトリック・グレーザーさんという人のプロジェクトだそうです。ドゥンドゥンやツッツッなどのリズムとゥワ〜ンシャワ〜ンのような空気感がすごいやつとかが混ぜ混ぜされた、機械っぽいやつです。「メカメカしいなぁ、かっこいいなぁ。」と酔いしれていたら、後半でか細いソプラノボイスのお歌が聴こえてきたので「人!!」てなりました。人間の声とメカがいい感じになって、心が人間とメカの中間であるミキコフは「落ち着くわー、えらい落ち着くわー。」てなりました。しかしあまりにか細いうえに、シャワ〜ンの主張がすごいので何と言っているのか解読できませんでした。アァ〜、フゥ〜、というのはなんとなくわかりました。インダストリアルテクノが好きな人はいいとおもいます。