彩の国、ネッ友大集合。

先日、まったく久しぶりにネッ友たちと集合したのですが、ネッ友たちのほとんどがおっさん、おばさん研修生ばかりなのでそれぞれ子らを授かっており、その子らは元気よくぐずったり走り回るなどしてたいへん忙しい人々でした。わたくしはというと、出産・育児を放棄したにんげんなので日頃から幼児らとかかわる機会もなく、また、幼少期から身内に年下の人間がほとんど存在しておりませんでしたから、幼児との基本的な接触(抱っこ、手をつなぐ)のタイミングや遊ばせ方がまったくわからないという欠陥を持って子らと接することとなりました。乳幼児のタモツ(シヴイ家長男)はアウアウしていました。空のペットボトルをこねこねして、なんのタイミングかはわかりませんが急に虚空を見つめてフリーズするなどしていました。また、眠いのに寝方がわからないのかそのジレンマに耐え切れず号泣していました。おもしろかったです。コネジ(ネジ家長女)はもう2歳ですから自らの足で走り、「ワンワー!(犬)」と叫んで犬に近づく、動物園の触ることができるヘビやヤギのところに行きまったく怖がることなくなでるなどしていました。そしてこのコネジは母親以外の大人に普通に手をつないできたり、静かに抱っこされるなどしていましたからたいへんに驚きました。わたくしは幼少期、母親以外の人間を信用していなかった為、父親ですら抱っこや手つなぎを拒否していました。すこし知恵がついてくると、抱っこされないようにふるまうなどしていました。子どもというものはそういうものだと思っていましたから、コネジはなんとすこやかに、そしてまっすぐに育っておることか!と感動しました。わたくしはなぜ、このように曲がりくねって育ったのでしょうか。子どもはできるだけまっすぐであることが一番です。どのみち大人になったらまっすぐがたわんで、多少の湾曲が出てくるのですから。そんなことを考えながら子らを眺めて一日終わりました。はやくにんげんになりたい。