鉄人ミキコフの節穴日記。

リカオちゃんの病院に行ってきました。病室に入るとリカオママがいました。「うちの子、ロボットと友達なの!?」と心配なさらないよう、にんげんらしいご挨拶をしました。おそらく、今年一番の「にんげん」が出せたんじゃないかなと思います。この日のにんげんはどこに出しても恥ずかしくない出来でした。それほどまでにわたくしはにんげんでしたが、リカオママが帰るやいなやいつものロボコフに戻りました。にんげんでありつづけることはまったく大変なことですが、にんげんであることへの希望、夢、あこがれ、そしてまっすぐさは失わずにいたい、そう思います。さてわたくしのくだらないにんげんエピソードはこれぐらいにしまして、見舞いの話をしたいと思います。この日はインターネットの数人と見舞うはずでしたが、病院内にてインフルエンザ発生とのことで、乳幼児をかかえるネッ友たちにはあまりにリスキーであるため、神がかり的な健康体を持つわたくしのみで見舞う事にいたしました。病院はいつもより静かで、今までなかった場所にも「マスクと消毒を!!」の貼り紙が掲示されておりましたから、インフルおそるべし、となりました。幸いリカオちゃんは発生からすぐ感染防止で個室に移され、常日頃からマスクを二重に着用していたためか陰性であったとのことで安心いたしました。「インフルにかからなくてよかったわね。」と言うと、リカオちゃんは「うん、よかった〜。でも薬の副作用で顔がいよいよもってして丸くなってきたのよ。」とマスクをとって見せてくれましたが、わたくしは「はて、そうじゃろうか。先月もそうじゃったがわしの目は節穴なんかのう。」となりました。同じ入院棟で知り合ったという貴婦人に見せたところ、「リカオさん、(ムーンフェイスが)きてらっしゃる。」と言われたそうですから、やはりわたくしの目は節穴なのかもしれません。名前を「節穴」にします。(しません)