おそるべきこどもたち。

素敵OLさんと素敵ランチしました。素敵OLさんの長女(小2)が学校で劇をする、という話を聞きました。その長女と仲間たちが作った劇とは以下のようなものでした。
あるカポーが仲良く酒を飲んでいた。すると女が焼き芋を食べたいと言い出す。そして焼き芋を二人で分け合い食べるのだが、女が放屁し、「おまえ屁こいてきったねー!」「うっさいわね!別れましょう!」と言って別れる。しかし、ある日二人は道で偶然再会し、「Aさん…!」「Bくん…!」となったところにいきなり神父が現れ、「アナ〜タハー、ヤメルトキモ〜スコヤーカナルトキモ〜アイスルコトヲ〜チカイマスカ〜?」と言い出し、なぜか突然結婚するのである。そして周りにいた人々とともに踊りだし、最後は全員で放屁。めでたしめでたし。
なんて斬新なのだ。わたくしは驚愕いたしました。なんと前衛的な劇であるか、放屁で別れた二人が、突然の神父によって結ばれ、最後はダンス。屁に始まり屁に終わる。しかも6年生を送る会で上演するというからまったくすごい。かつてこんなにもとんがった劇があったろうか。野田秀樹もびっくりのストーリーである。わたくしは、「どうしてこんなにも斬新なストーリーがつくれるのかしら。こどもってすごいわね。」言いました。素敵OLさんは真顔で「やりたいものを全部詰め込んだのよ。それだけのことよ。」と答えました。素敵OLさんの長女は「屁」と「ラブストーリー」をやりたかったのだ。その融合が、結果このような斬新なストーリーを生み出したのだった。最後に、「あ、あと、このカップルの衣装がロボットなのよね。」と言われたので、「シュール!!!」てなりました。