置かれたり咲いたり。

一般人で毒にも薬にもならんようなことしか書かないのにブログやtwitterをやっています。そのtwitterで最近、「置かれた場所で咲きなさい」をもじって遊ぶというツイートがはやっていました。わたしのタイムライン上だけかもしれませんが。インターネットたちはまったく想像力がある。面白そうなのでわたしももじってみましたが全然おもんなかったです。面白い人がやらなければ面白くない。当たり前のことをいいました。こんにちは。さて、その置かれたり咲いたりのご婦人のインタビューがTV Showでやっていましたので観てみました。ご婦人はすごい場所に置かれ続けた人生だったようで、そういうところで置かれ続けるとああいう人になるのかしらねと感じました。わたくしのおかはんも似たような発想をする人なので、その考え方デジャヴと思って観ていました。あらゆるできごとをプラスに考えることで困難を乗り越えるという、力技の発想です。あたまのかたい人間には高度な技術かもしれませんが、悪くはないと思いますから、人生の壁にぶち当たっている人はこの番組をみたらいいんじゃないのかとおもいました。NHKだから再放送とかするかもしれませんし、アーカイブとかで観られるのではないでしょうか。おもしろくないマイナス思考は他人にもうつりますから良くないですし、プラス思考はよいことです。しかし、そのご婦人がマザーテレサに会った時の話をしており、マザーはたくさんの人々に寄りかかられても、自分自身は目に見えない「神」に寄り添って生きていたというようなことをはなしていたので、人間の可能性を感じました。目に見えないものを盲目的(いい表現が思い浮かばなかったので)に信じることは無理だし、形のない存在によりかかったら倒れる気がしますが、やはりそこがマザーの偉大さなのであるなとある意味驚きました。マザーも、置かれたとこで咲くご婦人もその思考と生き方で世の中に何かしらの影響を与えて「役割」みたいな充実感を得ていると思うのでまあいいのかなとおもいますが、そうでもない人がそういう生き方をし始めたらわたしはきっと、「空気椅子はながく座ってられないからちゃんと椅子におすわんなさいよ。」と言ってしまうかもしれません。そういう人は心配になります。