あのフレグランス。

食貪さんたちとランチしました。店に行く途中、わたくしとカワさん(30代OL)の前を優雅に歩くOL3人組がいました。3人ともホットヨガとかピラティスとかやってそうなかんじのスレンダーなOLさんで、ブタは一人もいませんでした。多分、永久脱毛もして、あんなとこやこんなとこがとぅるとぅるしていると思います。髪もツヤツヤで、なにより、世の素敵OLたちに共通するなんかようわからんけどいい匂いがしたので、具現化された素敵OL!と思いました。「間違いなく前のお三方は素敵OLだわ。」わたしが思わず口にしますと、カワさんが「ああ、間違いない。なんせいい匂いがする。」と言いました。「わたしも今おんなじことを思ったわ。あの匂いってなんの匂いなのかしら?売ってるなら欲しいわ。」「わたしもきっと買うわ。買ってシャワーのごとく浴びるわ。」と言い合いました。なんでしょうか、なぜ素敵OLたちはみんな同じようないい匂いがするのでしょうか。わたくしは多分ちょっと臭いです。すごく臭くはないですけど、ちょっと臭いと思います。子供のころから、鼻がたいへんバカなので自分がわかってないだけですごく臭いような被害妄想を持っています。これは病気とかではなく、においに鈍感な分、とても気になるだけです。いや病気なのかもしれません。いや、病気じゃない!いや病気か?あーもう、どっちゃでもええわ、病気病気〜。くさいくさい病や。最近はダウニーなどのように匂いの強い柔軟剤がありますからよいのですが、昔は柔軟剤の匂いが薄いので量を多めに入れていました。だって乾いたら、なんか、匂わないんだもの。みつを。香水もたまにつけますが、つけすぎないようにしています。たぶんわたしが丁度よく匂っているときは、人々には香りが強すぎる時だからです。でも素敵OLの匂いは、おりこうな鼻をもっているカワさんも「いい匂い。」と言っていたので、あの匂いならわたしも安心、人々も安心、だれも傷つかない、みんなしあわせ。『素敵OLの匂い』という香水が売っているかもしれません。しかしたとえそれを入手し、嬉々としてつけたとしても、なんかあの匂いにならない気がします。右セレブのしゃく子さんもあの匂いがしました。財力がなければ匂わないシステムなのでしょうか。貧しくったって匂いたい、もっと匂いを!!!