BSドキュメンタリー

TV Showでドキュメンタリーを観ました。アフガニスタン紛争10年というシリーズでした。特に印象的だったのが第2週目の、対タリバン前線基地“アルマジロ”に派遣されたデンマークの青年兵士たちの7ヶ月を追ったやつです。日を追うごとに、ひとごろしを普通に正当化していく様子を見て、「にんげん!」と思いました。タリバンを4人やっつけた勇敢な若者が、戦果報告をさせられるのですが、あからさまに「やったった!ワイ、やったったで!」という態度は出しませんが、心のうちが興奮しきっているのがわかりました。極限状態の7ヶ月の任期を終えて帰国するのですが、再び前線に戻って行く若者も結構いたので、人間は戦争が好きなんだなぁ、ワシ、争い事いややわ。徒競争でも嫌やけどなぁと思いました。考えてみれば、精子の状態の時から地獄の倍率の中戦って勝利したものがこの世にひねり出されてくるわけですから、遺伝子レベルで、戦争しちゃうよデータが組み込まれているのです。戦争のない平和な世界を実現するには、核戦争が起きて人間が全滅するより他ないという絶望的な極論に達しました。嘘です。過去は変えられませんが、明日は変えられるアステラス製薬です。