スイーツと女子。

突然ですが、皆様はスイーツはお好きですか。そうですか。わかりました。
私事で恐縮ですが、チョコレートとナッツが若干苦手です。原因は、中学生の頃、貰ったナッツ入りのチョコレートを食べて食中毒になったからです。それ以来、積極的に摂取しない食物にカテゴライズされてしまいました。女子でチョコとナッツがだめなのは意外と不便です。会社のおっさんたちなどは、海外出張の土産などで「若いおなごは洒落た外つ国のチョコなど与えれば、飛び上がって喜ぶであろう。」と思っており、間違いなくチョコを買ってきます。しかもナッツが入っていないものはほぼありません。じごくのような食べ物です。いちいち断るのも悪いし面倒なので取り合えず頂戴し、チョコ好きの乙女男子ぼくちゃんに横流ししています。ある時、食貪さんが貰いものだと言って女たちにチョコを配ってくれたのですが、「あ、せっかくで申し訳ないんですけどわたしチョコ苦手なんです。高そうなチョコでもったいないからどなたか好きな方に差し上げてください。」と断りました。食貪さんはそれを覚えていたらしく、しばらく経ったまた別の日に、「これお土産〜。ハイ、どうぞー。」と女子たちに饅頭を配っていました。そしてわたくしのところへ来て、「あ、ミキコフさんは甘い物苦手だって聞いてたからこれね!」と蛸せんべいをくれました。蛸せんべい、嫌いじゃないですけど、甘い物、すきです。わし、甘い物、すき。チョコ、だめ。甘いのん、すき。こころとは裏腹に「わー、お気遣いありがとうございますー!すみませ〜ん!」と言いました。なぜなら大人だからです。