ミキコフ、空海展へ行く。

odo-mikikov2011-08-22

核拡散防止条約って早口言葉みたいだけど、全然普通に言えるやつやん。ミキコフです、こんにちは。
ネジ子と星野と空海展、孫文梅屋庄吉展を観に上野へ行ってまいりました。待ち合わせの際、ネジ子がアトレ側にいるというので、星野が現地までの来方を電話で説明していました。「パンダ橋を渡ってください。パンダ橋を、パンダ橋を。」とパンダ橋を連呼していました。パンダ橋と言いたいだけなのだなとすぐにわかりました。ネジ子にも「言いたいだけですね。」と指摘されており、満足げな表情をしていました。意味がわかりませんでした。さて空海展ですが、日によっては入場制限が出ると聞いていたのでゆっくりみられようか?と心配でしたが、思ったほどの混雑ではなく、書や仏像等、ゆっくり鑑賞する事が出来ました。たいそう立派な仏具などを観ておりましたら、「坊さんたちはこんな贅沢な品々を使っていたのか。そんな贅沢な人々が市井の者たちの心を救うことができたのだろうか。生臭坊主だったのではないだろうか。」などと、邪念に満ちた思いでいっぱいになりました。出口付近の展示フロアでは薄暗い照明の中、沢山の仏像が陳列されており、フロアの隅にソファーが設置されていました。そこには老紳士が何人も座っており、座禅のような格好で眠っている方々もおりました。仏を見過ぎてついに仏になったのだな、合掌。と思いました。売店でネジ子は仏龕という仏さんがひしめきあった小さな仏壇みたいなやつを欲しがっておりました。たしかに、小さい仏さん達がぎゅうぎゅうに立っていたのでかわいいなぁと思いましたが、わたくしは如意輪観音菩薩のフィギュアが欲しかったです。しかし買いませんでした。なぜなら高価だったからです。ネジ子の欲した仏龕よりは安価でしたが、いつクビを切られるかわからない派遣社員の御身分で、こんな贅沢はしてはなるまい、贅沢は敵だ!そう、思ったのでした。でも仏さんかわいかったです。カッコイイのにカワイイのを、カッコカワイイと言うそうですが、仏っぽいのにカワイイでホトケカワイイというのもありなのではないか、いや、ないか。ないな。帰りにパンダ橋を3人で歩いていたのですが、ルンペンらしき男性が橋の隅で寝転がっており、その近くに大きなカラスが1羽じっとしておりました。「あの写真を撮って、賞をとるも世界中から批判されるのです。」など言い合うなどしたので楽しい一日となりました。