プルトニウム大佐。

「傘の花が咲く土曜の昼下がり。」という歌詞がありましたが、雨降る土曜の夕刻、傘の花をかき分けオフ会に行ってまいりました。散髪してガルマ・ザビみたいになったわたくしを、素敵なネッ友たちは敬礼で迎えてくれました。ありがたいことです。さてこのオフ会には、こんがらがった恋ばかりに恋する乙女も参加すると聞いていたのですが挨拶だけして帰ってしまいました。財布を無くしてお金がないから行けないと言っていた気の毒な彼女を、やさしきネッ友が皆で君の分も払うゆえきたまえよ。と誘ったのでしたが、いざ来たれど申し訳なしとのことで店へ移動途中になにも言わず、忽然と姿を眩ましたのでした。気を回し過ぎておかしなことになっとるがなと思いましたが、ただ単純にわたくしがいたから帰ったのかもしれません。わたくしがいるとだいたい来ないことが多い為勝手に被害妄想を膨らませているだけですので、真意の程はわかりませんが。この乙女がややこし恋愛ばかりをしてしまうのは若いからだ、と思っていましたが、最近ではいよいよもってしてこれは「癖(へき)」なのではないか、と考えるようになりました。これまでは実にユニークな恋愛!と面白がっておりましたが、「癖」となると、これはもう笑えないなと怖くなってきました。と、いうようなことをネジ子さんに話すなどして、そんな中、ほろ酔いの星野氏が間違って何度もわたくしのジンジャエールを飲もうとしていたのでとても楽しかったです。
わたくしの納音は「霹靂火」なのだそうですが、「激しい雷鳴、晴天の霹靂。忍耐に欠けるところがある。内面は、感情の起伏が激しく、我侭で自分中心に考える。無意識に相手の気持ちを逆撫でしている事がある。」そうです。もしかしたらややこし乙女の気持ちを知らぬ間に逆撫でしていたのかもしれませんし、心が強すぎてナイーブの民には辛いのかもしれません。精神が強すぎると人にやさしくない。半減期が長すぎて人体にやさしくない。わたしは放射性物質と同じです。