黄色いＣＤショップで買いました。

MRR-ADM / Mrr-adm-archive
ジャケットもＣＤも、真黒で曲名はおろかタイトルすら印字されていない大変不親切な見た目です。「曲聴けばオレらのカッチョよさが分かるだろ？ゴチャゴチャした装丁なんかいらねんだよ。」と言わんばかりの威張りくさったジャケットです。しかし曲は重低音のリズムに電子音がぐねぐね絡まった大変カッチョイイやつなのでその不親切も「成る程スタイリッシュ！」と言うより他ありません。男前がポカをやると「か〜わ〜い〜い〜。」と言われますがブーちゃんがポカをやると「何してんねん。」と言われるあの悲しいやつと同じことです。しかし、ブーちゃんでも楽器を巧みに扱えるとたちどころにカッコよくなります。男の楽器は女の化粧と一緒です。
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いつの間にか新譜が出ていました。試聴せずに買いました。家で聴いたら思てたんとちがうと思いましたが、それはいい方の思てたんと違うでしたので事なきを得ました。ドゥンドゥンやピコピコの中に女の人が「ア〜〜〜。」や「ハ〜〜〜〜。」と言っていますのでとても幻想的でそして重々しくナイスなやつです。
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イギリスの人たちだそうです。爽快、溌剌などとは程遠い曲調ですが、そこはかとなく切ないような穏やかな気持ちになるそんなやつです。とてもいいやつです。一人さみしい夜に聴いても大丈夫な程度の切なさなので、手首を切ってみたり、首になんか輪っかをひっかけてみたりそんなことにはならないので人に薦めても大丈夫だと思います。なにしろちゃんと人の歌声も入っているのですから。