時の流れに身を任せ。

芋飴をご存知でしょうか。わたくしが働く会社の方々は芋飴をご存じないので軽くカルチャーショックを受けました。(軽チャーショック)
わたくしは幼き頃から芋飴が好きでしたし、現在の居住地域にあるダイエーには普通に販売されているのでポピュラーなお菓子だと思っていました。いいえそのはずです。芋飴というのは唐芋と麦芽と水あめでできている、芋の味を前面に押し出した、芋出たがりな飴であります。本社の若いお嬢さんがやってきたので芋飴をあげました。毎日来る業者のお嬢さんが挨拶にいらしたので芋飴をあげました。何かってぇと芋飴をあげていることに気付きました。九州の田舎で野ザルのごとく生活していた幼少期、近所のおばちゃんたちは芋飴や寒天飴を意味もなくくれました。「ああ、我も芋飴をのべつまくなしに配るお年頃になったのであるな。」そう、思いました。