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小さな部屋・明日泣く (講談社文芸文庫)

色川武大です。面白いに決まっているので高いけど買いました。カードで買いました。カード破産するかもしれません。わたくしの故郷は主たる娯楽が酒とパチンコであります。そしてこのパチンコですが、人口に対してのパチンコ設置台数ナンバーワンを誇ります。パチンコ台ばっかの県だ、と言っても過言ではありません（過言です）。ですからパチンコで破産する人間も沢山おります。知っている人が何人もパチンコで人生を台無しにしました。パチンコはフィーバーしても人生はオーバーということでしょうか。つか、フィーバーしてたらオーバーしないし！どぅふｗｗ
失礼しました。で、本の内容ですが、色川武大の思い出話です。程良く感傷的でその時代を知らずとも懐かしさを感じる、そんな短編集でありました。「明日泣く」は映画が上映されるようで、成る程映画になりそうであると思いましたが、「路上」なども映画化したらよいのではないでしょうか。どなたか経済力のある方は映画化して下さい。氏は無頼の生活をし、博打打ちとして生活をしておられたようですが、「書く」才能があったために人生がオーバーすることはありませんでした。ですから、これといって特に何もなく、何も考えていない田舎者は心してパチンコに興じていただきたいと思うのです。わたくしは田舎者ですが、酒・煙草・ギャンブルは一切やりませんので別の事で破産すると思います。破産宣告です。違います。