さようならバカ殿。

Homeland

Homeland

聴きました。緩急があるので大変聴きやすいと思いました。つまり、全体的に「どぅぃ〜〜〜〜ん。」としていますが、眠くなったりしないよ、ということです。ひいては人に薦めても微妙な反応をされたり、何の感想も言ってもらえない、ということがないと思います。そこが有名たる所以なのでありましょう。ジャケットはローリーさんがおっさんになっている写真です。「バカ殿みてぇじゃねぇか。」と思いました。手に取るのが憚られましたが、世間では「さすがローリー姐さん!カッチョE!」となるのでありましょうから、わたくしも「ほほう、さすがであるよ。」という顔をしてレジへ向かいました。しかし、曲自体はたいそうカッチョEのでご安心ください。
Grateful Goodbye

Grateful Goodbye

ポストクラシカル、と言ってよいでしょうか。いつもジャンルが分かりません。それぞれの曲をしっかり仕分けた方がいいとは思うのですが、何しろ素人なので難しいです。だからと言って適当にジャンル分けしていると仕分け女に「2番じゃだめなんですか!?」と訳のわからん事をいわれて怒られそうです。へこむではありませんか。それはさておき、どんなアルバムかと申しますと、素晴らしいアルバムです。タイトルの「Grateful Goodbye」ってのも美しいではありませんか。物悲しげな曲ばかりですが悲壮感がないのでどなたさまも気に入っていただけると思われます。そんなにイイならtwitterでつぶやけよ、と思われる方もおいでかと思います。わたくしはそんな危険な事はしません。音楽に限らず「好み」はその人間性がおおいに露呈します。わたくしは露呈してしまうと嫌われる可能性が大なので避けたいですし、本当に音楽は詳しくないので深く突っ込まれると話が広がらなくなるので困ります。自己顕示欲が強い人間はそんなことなど考えずに垂れ流すかもしれませんが、わたくしは自己顕示欲が欠落しているのでできないのでありました。