仏と道化。

リカオさんと、素Lさんとランチに行きました。素Lさんが「私、好きな人の前だと好きな事気付かれちゃうのが恥ずかしくって、ツンデレじゃなくてツンしかご披露できなくなっちゃうの。」と言ったので、「えーーーwww」と言ったら「わかるわかるーー!」とリカオの声がしました。まじか。素Lさんとリカオさんはたいそうウブガールであることが分かりましたが、なにも「ツン」だけをご提供しなくてもいいのではないか?極端な女どもだなぁ!(笑)と思いました。「ツン」をしなくとも、想いを隠す方法はいくらでもあるはずです。しかしそんな偉そうなことを言って、お前はどうなのだ?仰るのもごもっともです。わたくしは想い人に「ツン」などご提供いたしません。わたくしの場合、標準装備で「おどけ」をご披露させていただいており、たとえ好きな人の前であろうが、いや、そうであるからこそますます「おどけ」てしまい、想いが全く伝わらないという現象が起こります。そしてついには想い人に恋愛相談をされたり、近所の気のいいおばちゃん的な存在となってしまうのでした。幼稚園に通い始めた頃から「おどけ」であったように記憶しております。筋金入りの道化者です。唯一、そのおどけを見て「オレ、オマエ、スキ。」と言ってくれた男がいました。そしてその男は10数年後、わたくしの配偶者となったのであります。なんと心の深き男か。仏のようだ。聞くと誕生日が4月8日というではありませんか。完全に仏です。「あたい、全然モテないし。男なんてもういいわ!」などと諦むべからず。何処にか仏のような男が必ずある由。