わんわん。

実家で飼ってたわんこ(柴)がしにました。13歳でした。ちょっと前に実家に帰ったとき、いばって「こっちがいつもの散歩道やっちゃが!こっちはスペシャル散歩道やとよ!えっへん!」とわたくしに自分のお気に入り散歩道を教えてくれるなどして元気だったのですが、わたくしが東京へ戻ったすぐ後にしょっちゅう咳をするようになり、病院に連れて行ったら心臓が弱っていることが分かったそうです。4人家族の中でわたくしだけがあまりかかわりのないわんこだったのですが、彼女はわたくしのことを一応家族だと認識してくれていたようでたまに帰郷すれば「おまや、どこ行っちょったつかヨー!(お前はどこいってたんだよー!)」と尾っぽを振りちらかして歓迎してくれたものです。とにかくうちのおっかさんLOVEのわんこで、おっかさんでないとブラッシングや抱っこをさせない気難し屋でした。心臓が悪いのが分かってからは薬をおっかさんからでないと飲まないし、夜はいないと探し回るし大変だったようです。そんでまあついに22日、喀血しだしてああ、もうこれは、となって……。このくだりはこれ以上詳しく書きません。泣けちゃうからね!しんだ時の様子をおっかさんが泣きながら話しました。二人で泣いて、電話切った後もウワ〜ンて泣きました。Twitterでつぶやいたらネッ友がそれぞれの励まし方で言葉をくれました。おれみたいなやつに。あいつらマジ最高だZE。わんこがしんでかなしいのは当たり前なんですが、いつも超元気でおふざけ母ちゃんがだいぶ参っていたので、おっかさんのことを思うとそれも結構悲しくなりました。おっかさんが「兄ちゃんは今日夜勤やから、明日の昼過ぎにでもメールするわ。今メールしたらあれは動揺して仕事でけんなるから。(涙)」と言ったので、「おう、それがいいわ。あんちゃんはすぐアワアワするから。(ん?おれは!?おれも動揺してるよ!おっかさん!うおー!)」と言いました。
優しいわんこでした。ありがとう。