きけやまつみのこえ。

お肉の話をさせて下さい。
わたくしは羊や猪の肉が少し苦手です。食べられないというわけではないので、「じゃあ、明日から食糧難になって羊しか食べられんなったらアンタ食べんのやろ!死ぬんやろ!」とか言わないでください。悲しくなります。子供の頃、田舎に行くと良い猪が獲れたと言って親戚のおっちゃんなどからおすそ分けをいただき、鍋にして食べたりしていたのですが、あまりうれしくありませんでした。繊細さのない大人達は「あんたこりゃいい肉じゃとよ〜。東京でこうたらたけーっちゃが〜。食べんね〜!(君、これは良い肉なのだよ。東京で買ったら高価なのだよ。食べなさい。)」と無理やり子供らに食べさせたものです。子供に高価だからもったいない、食べなさいと大人の事情を押し付けるのはよくないと思います。大人になった今、わたくしはそのようなことをしないよう気を付けたいです。羊や猪の肉は低カロリーでヘルシーな肉だと言っていますが、肉を食う時点でヘルシーという概念など捨て去るべきだ!わたくしは、そう思います。肉はカロリーです。カロリーを食らうのです。動物さんの魂がカロリーなのです。「大好きなお肉たぁくさんたべたぁ〜い。でもカロリー気になるぅ。」ふざけんなです。動物さんの魂をそんなファンシーな心構えでいただかないで下さい。ファンシー肉食反対!もっと肉の声に耳をかたむけて!宮崎の牛さんや豚さんをもっと食べて下さい!牛さん!豚さん!うおーー!すみません、取り乱しました。まあ、なんといいますか、あれです。肉って、いいよね。そういうことです。