朝起きるということ。

非常に時間が余っていますので、寝起きについてお話ししたいと思います。
わたくしは非常に寝起きがよいです。これは幼少の頃からなのですが、よっぽどのことがない限り、目覚ましが鳴ったらすぐ起きます。わたくしが遠い昔、社畜最前線で万年寝不足だった頃もそうでしたので、ある意味特技と言ってもよいかもしれません。もうお気づきかと思いますが、わたくしはこれといって取り柄のない人間ですので唯一自慢できることと言ったらこの寝起きぐらいなもんです。その程度のやつです。いつもえらそうなことを言ってすみません。
先日会社でお向かいさんが「朝ってすぐ起きられる?」と聞いてきたので起きられますと回答しますと、「え?なんで?だって、朝って会社行くの嫌じゃん?何をモチベーションにして起きるの?カッコイイ人とデートとか楽しいことないと起きられないでしょ?」と言われました。楽しいことがないと起きられない?いいえ、会社に行かなくてはならない、というモチベーションがあるではないか。普通のことを言って申し訳ありませんが、寝坊で遅刻してその日一日嫌な感じなのと、ちゃんと時間に行って働くのとどっちがいいですか?わたくしは後者です。一日中遅刻野郎として過ごすのはマジご勘弁です。わたくしのような能力の低いやつはとにかく遅刻しないで目立たず真面目風に働いていないと会社の中で生きて行けないので、「ちゃんと起きて遅刻しない」は非常に大切なことなのです。遅刻野郎のレッテルを貼られても睡眠をとるのさ!というアウトロー的なカッコよさを追及しているのでしょうか。だったらいいです。生き方は自由なのでそれ、肯定します。
高校の修学旅行でのことです。ある女子が「私ねー、朝起きれんとよー。目覚まし3個かけるからうるさいかもしれんけどごめんね〜。」と言ったので、同室の皆で「え、大丈夫よ。どうせみんなその時間ぐらいには起きるやろうから。」と答えるか答え終わらないうちに、「私ねー、目覚まし何個かけても全部止めて寝ちゃうとよ〜。なかなか起きんかもしれんけどしつこく起こしてぇ〜。」と言いやがりました。二度と起きるなと思いました。どうせこのやろうは大人になったら男にたかってニャオニャオ言いながら生きて行くんだ、そして安っぽい男は「ホント、お前って俺がいないとダメなのな!ハハッ!」と優越感に浸ってこのニャオニャオ女をなでなでとかするんじゃろがよ。そう、考えました。結果、翌朝こいつはなかなか起きやがりませんでした。しかも皆に迷惑かけといてムスーっとしておはようともありがとうとも言いませんでしたし、「やっぱ私、朝だめ〜。」と気だるそうにしてるだけでした。あたしはお寝坊さんしても許されるニャ!ってことだな、と理解しました。こんなお寝坊さんは決して肯定いたしません。