自転車の国。

メタモに行ってきました。毎年夜になると寒いところなのですが、今年は半袖一枚でも平気でした。食事をしながらヌジャベスの追悼アクトを聴き、ヌジャベスに思いを馳せておりますとステージの方から「セバジュン君は、今、みんなの隣に、います。」と聞こえてきました。津田さんが「本当にみんなの隣にいたら怖いですね。」と言ったのでさすが津田さん、津田ってる!と感動しました。その後津田さんはドラムンベースの音を聴いて「ちょっと行ってきます。」とテントを後にしましたが、一時間程経って戻って来た時には汗だくになっていたのでノリノリだったんだなと容易に想像できました。
わたくしは30分程仮眠しまして、マニュエル・ゲッチング先生を聴きに行きました。途中まで聞いて、デリックメイ先生を観に行こうと思っていたのですが、思いのほかマニュエル先生が良かったので結局最後まで聴いてしまいました。わたくしの目の前にいたカポーがチュッチュチュッチュしており、しまいには男が己の股間を女の臀部にこすりつけ始めたので、あらあらお盛んだことと思いましたし、マニュエル先生の音楽はそんな気分にはなりそうもないのにたいしたもんだと感心いたしました。次にモグワイさんを聴きましたが、モグワイさんはオーディエンスの呼びかけにその都度「ドモアリガート!テンキューベリマーッチ!」と答えていてなんて律義な人なんだ、と思いました。また、最後もう終わりかな?と思ったら「もう一曲やりまーす。」と言ってくれたのでやたー!となっていたら周りの知らない男達が雨乞いのようなダンスを始めたので、せっかく晴れているのに降ってきたらどうするんだ、お止しなさいよ、と不安な気持ちになりました。でもモグワイさんのアクトはカッコ良くて雨も降ってこなかったので最高でした。モグワイさんの後、同じステージでX-102さんの予定だったので続けて観ようと待っていましたらシヴイさんに遭遇したので途中まで一緒に観賞いたしました。なんで途中までかというと、シヴイさんが「ミキコフさん、飽きてきたので抜けます。」と言って去っていったからです。わたくしはその後まだしばらく聴いていましたが、最後までこの調子であることがだいたいわかったのでわたくしも後ろに下がりました。X-102さんはコンセプトに忠実な、まこと宇宙的な世界を味わうことができました。ありがとうございました。テントの設営のときも片付けの時も「女はすっこんでて下さい。」と言われたので「女扱いされたぞ!ワーイ!」と言ったら星野氏に「自分が女だったらそんなこと言われたらバカにされてると思って怒りますよ。」と言われました。そんなことも含め、メタモは大変楽しゅうございました。