進め一億食欲だ。

人間は食べねば生きて行けません(一部、何十年も食事をしていない人もいるようですが)。美味しいものを食せば幸せな気持ちになれます。わたくしの中で優先される条件は「美味しい」です。友人の母上は、自分が作った食事を子らに「不味い!」と言われた時、「栄養だと思って食べなさい!」と仰ったそうです。何と乱暴な!!しかしこのように人によって「栄養がある」「量が多い」「味が濃い」など優先されるものが違う訳です。少しぐらい不味くても食べますが、やはり「美味しい」ほうがいいに決まっています。わたくしは、そう思います。しかし、この「自分にとって美味しい」に頑固すぎるのはいかがなものか。わたくしの部署にいるNさん(40代女性社員)は、「自分にとって美味しい」の信念が強すぎて、周りを引かせてしまいます。レストランに皆で行った際、前菜のスープの味が濃すぎて、店員をつかまえ「味が濃すぎて食べられないんで、お湯ください!」と言いました。またあるときはカレーや丼物を注文する際「ご飯少な目で!あと、具多めで!」と言いました。社食の限定食を食べに行く時は早目に執務室を出られる人に「全員の分、注文しておいてくれる?私たちもすぐいくから!あ、私はご飯少な目で具多めね!」と頼む努力を怠りません。早目に出られる人がいない時は、先に席を確保しに行き、ベルの音とともにダッシュで社食へ。貪欲すぎてもはや狂気です。わたくしは「美味しい」を優先させますが、「美味しい方がいい」という程度です。こだわりがなさすぎるのもどうかとおもいますが、ないほうが日々穏やかに過ごせる率がかなり高くなります。たぶん。他人とかかわる時も、このスタンスで接すればまじ楽勝です。人見知りという言葉を使わなくて済みます。たぶん。