ありがとう。

リップスライムさんが各所でモテモテな今日この頃ですが、わたくしはナイロンの観劇に行ってまいりました。途中でマギー氏と三宅氏が、女のありえないあだ名を会話の中で連呼するシーンがあり、わたくしは笑い地獄にはまってしまいました。次のシーンに行ってもその地獄から抜け出せず、堪えるのがやっとでございました。しかし他のオーディエンスはそれほどはまっておられなかったようなので、ここでもわたくしのチョロさを露呈することとなりました。また、緒川たまきさんがたいへんお美しい方だったのでうっとりいたしました。幼少の頃、大人になったら東京へ出る。そして東京に出れば皆そういううっとりする女性になるものと思っておりました。しかし現実は違いました。眠らない街東京はそんな素敵なサムスィングは用意していてくれませんでした。もちろん、中高生になりますとそのようなことはあり得ないとわかってまいりますので現実に直面してもショックはうけませんでした。「ああ、やっぱりな。」という気持ちで受け止めました。生まれつき、受け止められる精神力を持っていた、というのもショックを受けずに済んだ一因かもしれません。そうです、そのような精神力がなければ、「東京エレベーターガール」のようなマンションに一人暮らしができない現実に打ちひしがれ、今ここにこうしていなかったかもしれないのです。精神を強く産んで下さった母に感謝の気持ちでいっぱいです。おかあさんありがとう。