断る力こぶ。

お昼に会社の地下にある店で食事をしていたところ、たまたま以前に所属していた部署のお嬢さんとIT部の乙女に遭遇しました。天気が悪く、珍しく混んでいたので相席させてもらったのですが、お嬢さんがふとこんなことを言ってきました。「来月、部の忘年会するんです!誘ったら来てくれますかっ?」
わたくしはもちろんこう答えました。「NO」と。
いや、正確には「誘ってくれるのは嬉しいけど、もう私は部署を離れたし、今はそっちの状況とかなんにもしらないから行っても正直話すことないかもなぁ。みんなもおばちゃんが来ても気を使うだけだろうし、また今度お昼にでも行きましょうよ。それでいいわ。つかむしろお昼はイヤか?w」と答えたのです。どうです?すげーヤな感じですね!キャハ!本当にわたくしという人間は思いやりが足りないなぁと思いました。思いながら、またこのような思いやりのないことを言ってしまうのです。お嬢さんに言ったことは、これ本音です。そしてなによりこの部署は一対一だと特に問題はないのですが、集団になると無駄に仲良しごっこをしたがるので窮屈なのです。一応大人なので、それは言いませんでしたが。事実、仕事上で互いに不満や文句があるのにあえていわず、なんとかなあなあにしようとするので、これは所属していた当時、業務に差し支える場面が多々ありました。新卒少女が礼儀知らずなことをしても注意せず、みんな仲良しを強調したいようでした。部の飲み会でもその仲良しごっご体質はかわらず、むしろメガ仲良しごっご状態になってしまいます。毎回プチ苦痛でした。もうあんなしょっぱい気持ちになりたくなかったのでお断りしてしまいました。せっかくわたくしのような者に気を使って言ってくれたのに、なんと偉そうなんだろうか、おれ。でももう大人になってまでそんなことに体力を使いたくないのだよ、すまぬ。せめてもの罪滅ぼしにカプチーノを奢りました。残念なババアです。