牛さんと私。

岩手県に「牛の博物館」なるものがあるそうです。さすが岩手。
HPのトップの文章が素晴らしい。

ウシとのであい
”ウシと人類とのであい”それは遥か8,000年前の昔、我々の祖先が野生のウシを捕らえ、家畜化したことに始まります。
 ウシは人類に食糧、労働、衣料、肥料それに娯楽など、かずかずの役立つものを与え、大きな富をもたらしました。「もしも人類がウシを家畜として伴侶に持たなかったなら、人類文化の発展は確実に500年以上は遅れたであろう」とさえいわれています。しかし私たちは、この身近な家畜であるウシについてあまりにも知らないことがたくさんあります。
 牛の博物館はそうした知られていないウシの世界について生物学と人文科学の両面から紹介します。

このキャッチコピーが秀逸。「ウシとのであい」。糸井氏に負けないぐらいの威力がありはしまいか。
そして年間の行事予定が実に興味深い。

「ウシのにおい探検」(5月5日に行われたようです。)

こはなんぞ。なんのおつもりか。

開館15年記念事業東北ブランド牛シンポジウム「牛飼い女性たちが語る」 (11月26日)

なんかしらんが強そうだぞ。

開館15年記念事業家族で楽しむ企画展2010「寅さん!なぜ牛には虎毛があるの?」(12月6日〜1月31日)

だ、誰だ、寅さんとは!!

開館15年記念事業 除夜の鐘・カウベル108個を鳴らそう!「ありがとう丑さん、ようこそ寅さん!」(12月31日)

ああ、その寅さんでしたか。つか、その寅さんになぜ牛の虎毛のことを聞くかも気になりますが、カウベル108個鳴らすって!!!!煩悩!!!むおーーー!
web上からパンフレットの請求ができるようです。やる気だ。牛の博物館はやる気だ。