日本橋三越。そしてゴンザレス。

odo-mikikov2009-03-09

会社で招待券を入手したので、土門拳の写真展を見に行った。午前中に行ったのですが、すでに老紳士・淑女がわんさとおり、それぞれの写真の前で思い出話に花を咲かせておいででした。むお!早く動いてクレナーイ?思い出話はアトーデシテネー。そのような牛歩戦術に巻き込まれながらもしかと堪能いたしました。「ヒロシマ」「筑豊のこどもたち」を実際に見られて感激なり。著名人の写真もかなり面白くみました。フジタと梅原龍三郎はやはりエピソードも相まって強烈ね。いやーほんと良かったっす。やはり土門氏はパンチ力が違いますな。プロですよ、本気プロ。本物を見るとはこのことかと。
この日の帰りの電車にて、若き女子二人にモヤモヤしたり。以下の会話。
太宰治読んでんだけどー、意味わかんないよー!ギャハハ!」
走れメロスの人じゃん!」
「そうそう!メロスの友達の名前なんだったけ?」
アリストテレスじゃん?」
「違うよ、ゴンザレスとかなんかそんなんじゃなかった?」
「あ!そうそう!なんとかザレスだった!」
「だよねだよね!なんだっけ…」
「あ!イカロス!」
「そうだ!イカロスじゃん!全然ザレスついてないじゃんねー!ギャハハ!」


セリヌンティウスです。