なむー。

イワン・イリッチの死 (岩波文庫)

イワン・イリッチの死 (岩波文庫)

あっという間に読み終わります。なぜならすごく短いから。
イワン・イリッチというそこそこいい感じで生きてきた役人が病気になって死ぬまでの話です。冒頭はイワンが死んだぜ、という同僚たちの会話ではじまりまして、このときの会話と葬儀での妻の態度なんかがまさに真実だなと思いました。このイワン氏は仕事はなんでも卒なくこなし、人望もあったみたいなんですが、いざ死んだとなるとほんとに人望あったんかね?ということになるとですよ。本人も忌の際まで「おれはいったいなんなんだ!?」「みんなうぜぇ!」てなかんじでもがく。ま、実際、嫁がうぜぇんすけど。いよいよ死ぬよって時に「あ、おれ、家族を苦しめてるやーん。死んだらこいつら、楽になるやん?は!てか、死んだら 死 からおさらばできるんちゃうのん?」と悟り、静かにご臨終と。嫁はやいのやいのうるさいし、医者もみんなよってたかって嘘っぱちを言ってくるしイワン氏はますます弱るんすな。でも下男が唯一いつも本当のまんまで接してくれるんで、イワン氏のお気に入りになる。究極のところ、家族より他人ってことすかね。ある意味。
ええと、先日まんずい弁当を食べて即死だったと書きましたが、もしかすると他のものはうんまいんでないかと思われるので(なぜなら昼時並んでいるから。)、別のものにトライしてみようと思います。また即死かもしれませんがやろうと思います。今思いついたので宣言してみました。
まだ、ごいすーずいまーな弁当を食べていようっていうのか?ああ、食べるね。食べてやるね。